伝えたい!家族の形はいろいろあることを
こんにちは! 双子のふたりママのまどぅーです!
「双子のママ」と聞くと簡単に想像ができると思いますが、「ふたりママ」と聞いてどのくらいの人が想像できるでしょうか。
というわけで、この記事では「わたしの家族」について書いてみます!
わたしの家族構成
我が家は、わたしと、カナダ人の同性パートナーのキムと、もうすぐ3歳になる双子、そして愛犬のウィニーという家族構成です。
わたしとキムは2016年に同性婚が法制化されているカナダで結婚しました。
そして、2019年に双子を授かりました。
(※同性同士で子どもを持つ方法はいくつかありますが、ここでは説明を省きます)
同性カップルで子育てしているので、「ふたりママ」なんですね。
わたしたちのような家族をLGBTQファミリーと言ったり、レインボーファミリーと言ったりしますが、
あえて名前をつけるなら、我が家もまた「レインボーファミリー」なのです。
カナダでは家族だけど、日本では家族になれない
わたしたちはカナダでは法的に家族として扱ってもらえるのですが、日本では法的に家族になれません。
同性同士の婚姻ができないからです。
加えて、パートナーのキムには配偶者ビザがおりず、「家族で日本で暮らす」という選択肢もありません。
(異性カップルだったら配偶者ビザはおりるのに…)
「やっと寝かしつけ終わったね〜」なんて話しながら1日を終えたり、「いつの間にこんなことを喋るようになったんだね!」と感激しあったり、
キムとは日々の子どもたちの成長を一緒に見守りながら子育てをしているんですが、
これが家族でないのなら何なのだろう!?
と、ふと立ち止まって考えてしまうことがあります。
住んでいる国によって、家族と認められたり、家族と認められなかったりすることほど悲しいことはないなと、よく思います。
数え切れない家族のかたち
ふたりママとして子育てをしていく過程で、子どもたちは周りの保護者や保育士さんたちに「お母さんとお父さんがいる家族」を想像されます。
これはレインボーファミリーが受けるマイクロアグレッションのひとつにあたります。
わたしたちのような「ふたりママ家族」だけでなく、ふたりパパ家族、ひとり親、ふうふ、大家族、ステップファミリー、里子や養子、
ここには書き切れないほどの家族のかたちがありますが、
あらゆる会話や媒体によって、
「お母さん・お父さんが揃っている家族が当たり前でなおかつ1番幸せだろう」と思い込まされてきた気がするんです。
わたしたち「ふたりママ家族」は、新しい家族の形でもないし、流行りの家族の形でも、未来の家族の形でもない。
今も昔も少ないけれど存在していた。
いない存在にされていた、ということなんです。
絵本「かぞくです」を出版したい!
わたしは、これからの未来に何ができるかを考える中で、
子どもたちには幼いうちから「家族の形はいろいろあること」を伝えたい。
その想いがフツフツと湧きあがってきました。
そんな時に女性同士のカップルのなるちゃんとジェニーのふたりに出会い、共に絵本を制作することになりました。
あーでもない、こーでもないとゼロから創り出すこと1年。
ようやく絵本「かぞくです」の物語が完成しました!
現在は、絵本「かぞくです」の出版に向けて動き始めているところです。
6月下旬から、絵本「かぞくです」の出版に向けてクラウドファンディングをする予定です!
協力してくれるメンバーも増え、試行錯誤しながら、着実に1歩を踏み出しました。
子どもたちに多様な家族がいることを伝えていきたい。
幼いうちから「ちがい」を理解し「ちがい」を喜び、「ちがい」を尊重しあえますように。
最後に
先日、「まどぅーにとって家族とは?」というテーマでお話しさせていただきました▼
絵本の情報は下記のSNSでも更新していきますので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。
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