旧暦の七夕に
幼い頃から今までずっと
天の川なのだと思っていた七夕飾りは
じつは「投網」を意味していました
四角い折り紙を半分に折って、それをまた半分に折って、折った両端に互いちがいに切り込みをいれていく、あの七夕飾り
投網の七夕飾りには、幸せを掴めますように、
という意味合いがあるらしい
ありがとう、という感謝のことば
うまくいきますよ、ということば
◯◯◯◯ますように、という願い
しあわせを願って書かれた十人十色の短冊を
紐に結んで飾る工程も楽しかった
短冊を眺めていたら
かれこれもう3週間前
定期的に通われる方と
浜松からお越しくださったお茶の先生と
書のお稽古を順番にご一緒して
書くことはもちろん
短冊を書いたり
それにまつわるお話をしたり
すこしイレギュラーな
夏休みのような時間があったことを思い出しました
旧暦の七夕は
雨がすこし降って雲がちだったけれど
心なしか秋の空気を感じられて
こんなに暑くて、と思っていたのに
夏が終わっていくのは名残おしくもあります