💗【たった一言】口ぐせ【心理文章術】

「めんどくさい」
「疲れた」
「忙しい」

あなたには
こんな口癖がないかしら？

「めんどくさい」

この口癖は
わたしも言ってしまうことが
よくあるのよ。

良くないとは
思っているのだけどね。

「だったらやめなさい」

あ、うん。そうする。

今日はね
この口癖に関する

科学的な見解について
お話しようと思うの。

「科学的？」

そうそう
研究によって得られた結果よ。

もちろん
わたしが研究したわけじゃない。

わたしは学者ではないしね。

さてまずは、フィンランド大学の
脳神経学者トルパネソン博士が
行った研究の結果から。

口癖と認知症リスクについての
研究結果よ。

もうズバリ結果をお話するわ。

「え、前置きとかなし？」

めんどくさいから、しない。

あ、また
「めんどくさい」
って言ってしまったわ。

気を取り直して。

普段から批判的であったり
皮肉が多い人は

そうでない人と比べて
認知症発症のリスクが
3倍も高くなったそうよ。

口癖ってね

思考や心理状態を
反映しているものだと考えられているの。

だから、批判的な口癖が多い人は
そんなことばかり
考えている可能性が高いわ。

だから、そういう人には
近寄らないのが身のためね。

また、臨床心理士の
山名裕子氏の研究によると

「忙しい」
という言葉を頻繁に使用する人は

実際の状況には関わらず
脳が「忙しい」と誤認識してしまうそうなの。

その結果、精神的余裕が失われ
ミスや能力の低下に繋がることが
研究で分かっているのよ。

「口癖一つで？」

うん、口癖って怖いのよ？

そして、口癖というのは
一種の自己暗示なの。

日本では
言葉に言霊が宿ると言われているでしょ？

言葉一つで自分を操り
他人を傷つけることもできてしまう。

実はとんでもない呪いなのよ。

例えばもし
あなたに子供がいたとして

幼少期からずっと

「あなたには人より凄い才能がある。
　だから将来は政治家になるのよ」

こんなふうに言われて育った子供は
政治家になるべく進路を選ぶと思う。

そしていつか
ほんとうに政治家になるかもしれない。

一見するとポジティブだけど
実はそうではないの。

これはね
あなたが子供にかけた呪いなのよ。

子供はそれが正しいことだと思い込み
疑うことなく、政治家になるかもしれない。

でもさ
もっとすごい能力が
あったのかもしれないのよ。

もっと素敵な人生があったかもしれないのに
可能性をあなたが奪ってしまったの。

あ、もちろん
もっと素敵な人生は
なかったかもしれないけどね。

「どうとでもとれるよね？」

そうね。

確かに。

でも、わたしが言いたいのは
そこではないのよ。

「幼少期から繰り返し伝えることで
　それは強力な暗示として
　子供を縛り付けることになる」

これが言いたいの。

正解の育て方は
わたしには分からないけど

親から言われたことって
大人になっても
心を縛り付けるのよね。

あなたにも
そんな経験はないかしら？

「お金は苦労して
　手に入れるものだ」

「楽して自由に生きることは
　悪いことだ」

などなど。

もしも
そういった考えがあるのなら
それは呪縛よ。

そんなマインドは
壊した方が身のためね。

さて、長々と
ネガティブなことを話してきたけど

わたしがオススメする口癖を
いくつかご紹介するわ。

一日1回でもいいから
これらを言えると
あなたの人生が変わること間違いなし。

「ありがとう」

「ついてる」

「ラッキー」

「幸せ」

「愛してる」

嘘だと思う？

「こんなのを言うだけで
　人生が変わるなら苦労はしない」

信じないのなら
言わなくてもいいわ。

信じていれば、あなたの人生が
より良い方に向かったかもしれないのに

もったいないわね。

あなたはそれを
自分から手放したのよ。

とんでもない損失かしら。

最後まで読んでくれて
ありがとう。

それじゃまたね。

バイバイ。

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P.S.
今回の記事は
全体的にネガティブ。

そして
妙な終わらせ方をしてみた。

心理文章術的に言えば
これはすごい減点対象かしら。

でも、感情は動かせると思う。

文末は
プロスペクト理論とツァイガルニク効果の
合わせ技なんだけどね。

わたしの通常記事は
こういう実験を
ちょこちょこ入れているの。

なので
通常記事を読んでくれているあなたは
自動的に被験者になっているのよ。

ありがとうね。

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