夕暮れのネモフィラ
ネモフィラが、夕陽にほんわりと染まって咲いていました。
白いネモフィラも夕陽色に染まっています。
ネモフィラといえば青いインシグニス ブルーが代表的ですが、青い色素を失ってまれにインシグニスホワイトが咲くようです。
ほかにも、白い花びらに黒紫の斑点が散らばるように入る「スノーストーム」や、濃紺の花びらのまわりに白い縁取りがある「ペニーブラック」など、数種類の品種があります。
花の色ごとにも花言葉がありますが、ネモフィラ全体の花言葉は、「どこでも成功」「可憐」「あなたを許す」。
「ネモフィラ(Nemophila)」は、ギリシア語で「小さな森」を意味する「nemos」と「愛する」を意味する「phileo」が語源で、これはネモフィラの原種が、森の周辺にある明るい日だまりに生えることにちなんでいるそうです。
一日のおわりを名残りおしむように、ネモフィラの花たちも夕陽をみつめて咲いていました。