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【ドラマレビュー】セイレーンの懺悔
本日も読んでいただきありがとうございます‼️
そして初めての方、通りすがりの方、遊びに来ていただいてありがとうございます‼️
今回は、ドラマレビューの回になります。
レビューするドラマは、「セイレーンの懺悔」です。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいってみましょう‼️
どんなドラマ?
帝都テレビの報道番組「アフタヌーンJAPAN」の新人記者・朝倉多香美は真実を報道する記者としての仕事に誇りを持ち記者活動をしています。
その中で、東京都葛飾区女子高生誘拐事件が発生し、先輩記者である里谷太一とともに事件を追うことになります。
真実を追うために、報道協定を破るような行動をしなが警察の行動を追跡し、顔を焼かれて息絶えた被害者の女子高生の姿を目撃します。
警察の捜査がなかなか進まないことに剛を煮やした朝倉は、自らの調査で被疑者と思われる人物を特定しますが。
誰が出ているの?
監督は中前勇児さんと村上正典さんが務められています。
脚本は篠﨑絵里子さんが務められています。
主人公で帝都テレビ「アフタヌーンJAPAN」の記者朝倉多香美役は新木優子さんが担当されています。同じく帝都テレビ「アフタヌーンJAPAN」記者で朝倉の先輩記者里谷太一役は池内博之さんが担当されています。
ライバルのジャパンテレビ報道記者である三島奈那子役には高梨臨さん、被害者・東良綾香の父である東良伸弘役には甲本雅裕さん、被害者・東良綾香の母である東良律子役には濱田マリが務められています。
報道の目線で見る誘拐事件
このドラマは、誘拐殺人事件を新人報道記者の目線で追いかけるという点において、通常の事件を追いかけるドラマとは異なっていました。
主人公も報道は真実を明らかにすることであるということを信念に取材を行うのですが、そこは視聴率優先といったテレビ局の考え方から、徐々に真実からは外れていってしまうところが、とても巧みに描かれていました。
映像で見ていても、警察が捜査情報を明らかにしないという前提があるので、そこをどうやって乗り越えて、事実を掴んでいくかという部分がうまく物語の中で利用されていて、エンディングでは「なるほど!」という感じがありました。
この辺り、新人の朝倉多香美という過去にあるトラウマを抱えながら、記者の使命を全うしようとする姿と、ライバル放送局の三島奈那子であったり、数字至上主義の食わせ物の上司であったりが、いい塩梅で割り込んでくるので、わたしは見ていて朝倉多香美の筋読みが外れているというのが最後までわかりませんでした。
推理ものとしても見られる
一方、このドラマを最初から推理ものとしてみていっても、面白いのではないかと思いました。
というのも、状況証拠としては第一の容疑者としか考えようのない状況下、本人たちは否定しているというところで、ほかに誰がどういう理由で犯人になりうるかという観点でみていくのも面白い見方かもしれません。
新木優子さんがよかった!
本ドラマの主演である新木優子さんは、朝倉多香美役をとてもうまく演じられていたと思います。
彼女の出演作品はそれほど多くみていないのですが、正直なところここまでしっかりと主役を演じられる俳優さんだと認識していませんでしたが、本ドラマを見ていて違和感を感じることはありませんでした。
個人的には、先輩記者を演じられていた池内博之さんは個人的に好きな俳優さんなので、今回のドラマでもいい役をやられていたので嬉しかったです。
なぜか、それほど色々なドラマや映画で出ていらっしゃらないので、もっと出演機会があると嬉しいと思います。
まとめ
「セイレーンの懺悔」は、これまであまり見てこなかった、報道という切り口で描かれたドラマで、新木優子さんが主演されている、報道のあり方を問い掛けつつも、推理ものでもあるという変わったドラマです。
いつものとは違った色のドラマが見たいという方には、是非お勧めしたいドラマです。
今回は以上になります。
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