「ターミネーター:ニューフェイト」を見た(ネタバレあり)
まえおき
第二のサラ・コナー誕生!といった感じの映画でした。正統派の続編という内容で、サラ・コナーはもちろん、例のターミネーターも登場してオールスターキャストの映画です。
冒頭で、いつもの通り、制作会社であるスカイダンス、パラマウント、テンセントのロゴが流れていくのですが、ロゴが切り替わる間に、サラ・コナーの映像が挿入されてくる演出が初め見るもので新鮮でした。
いわゆる、今回のように違う世界線を作るのがありというなら、第3、第4のサラ・コナーを登場させて、別の世界線のターミネーターが襲っていくというパターンで、ターミネーターは永遠に続けられるのではないでしょうか。面白いないようになるかは別としてですが。
今回は、サラ・コナーが未来を救ったけど、過去からは引も切らさずターミネーターが送り込まれ続けて、最終的にジョンコナーが殺されてしまったという世界線で物語が進みます。
今回のターミネーターは凶悪!
今回襲ってくるターミネーターは、本当に強そうでちょっと反則技的でした。
何せ今回のターミネーターは、お馴染みのターミネーターのスケルトンと、何にでも返信できる液体金属のターミネーターに分離して、2体で襲ってくるのです。
これが冒頭から強襲してくる流れは、スリル満点で思わず引き込まれてしまいました。
ターミネーターの強襲シーンから入っていくのは、ストリーに弾みをつけるのと同時に、今回登場するターミネーターの機能を一通り見せて、印象付けるのに非常に有効に機能していると思いました。
今回のターミネーターは、前述の通り戦闘力も高いのですが、服まで自分で作り出せるので、昔のように誰かから奪う必要のないのです。
ターミネーターの攻撃方法も多彩
ターミネーターは、圧倒的な攻撃力でグイグイ押してくるのかと思いきや、逃げる皿・コナーたちを、ネットに侵入して各所に配置された監視カメラや、軍のドローンなども駆使して居場所を効率的に突き止め、追い詰めていきます。
逆に主人公たちは、携帯から位置情報を突き止められてしまうので、携帯を使わず、極めてローテクで目的地を目指して進んでいきます。
どうしても、サラ・コナーとT-800に食われる
ターミネーター以外の目玉としては、新たに登場する強化人間という設定で、グレース(マッケンジー・デイビスさん)が登場するところです。
彼女が新しいターミネーターと必死に戦うのですが、残念ながらサラ・コナーや、T-800(アーノルド・シュワルツェネッガーさん)登場以降は、活躍の場が少なくなるとともに、役割を食われてしまっていました。
これは、役者の経験もそうですし、見ている方もサラ・コナー、T-800あってのターミネーターと思っているところもあるので、やむを得ないところだと思います。
ただ、あまりターミネーターを見てこなかった人は、異なる印象を持つかもしれません。
おわりに
個人的には、息をつくまもなく、これでもなという感じでターミネーターが追い詰めてきて、サラ・コナー達が必死に抵抗していくところは、最後まで目が離せないシーンが連続で、ターミネーターに馴染みがない人でも、アクションが好きな人にはおすすめです。
それではまた次回!
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