見出し画像

糖質制限にもおすすめ!イタリアのオムレツ「フリッタータ」

フリッタータはイタリアの卵料理で、フランス式のオムレツとは違い、具材を混ぜて低い温度でゆっくりしっかり火を入れて作られるもので、アレンジも簡単にでき、自由度が高いのが特徴です。オムレツと言っておいてアレなんですが、どちらかというとタルト生地のないキッシュのほうがイメージが近いですかね。温菜でも冷菜でも美味しく食べられるので、作り置きしておいてレンジでチンでおつまみにも、お弁当にもぴったり。具のバリエーションとソースなどの味付けでアレンジすれば、毎日でも食べられるとても優秀な一品です。

作り方はとっても簡単! 具材を炒めて卵と混ぜ合わせ調味し、焼き固める。たったこれだけで完成します。

【材料】
卵(思ったより多めに使います。20㎝のフライパンでも4個くらい必要)
パルメザンチーズ
塩、胡椒
お好みの具材なんでも(写真は長ネギと舞茸と大根の葉)
油脂(オリーブオイルやバター、ごま油など仕上げに合わせて)

画像1

1.具材をフライパンで炒めます。洋風に仕上げるならオリーブオイルやバター、お好み焼きやチヂミ風に仕上げるならごま油やサラダ油といったように、仕上げに合わせてチョイスしてください。炒め終わったら粗熱が取れるまで少しおいてください。

画像2

2.ボウルに卵を溶きます。卵だけで具材をつなぎ固めるので、思ったより使います。少ないと卵入りの炒め物みたいになるので注意してください。

画像3

3.(1)の炒めた具材を(2)の卵に合わせて、パルメザンチーズ、塩、胡椒で調味します。ボウルの中身はそのまま食べても大丈夫な状態なので、ここで味見しておきます。最終的にソースをかけたりするときは控えめに、明太子などの具材を入れてそのまま食べるときはしっかりと、この段階で味を決めてください。

画像4

4.最初に具材を炒めたフライパンに油を入れ中火で熱し、具材を合わせた卵液を流し入れ、フライパンをゆすりながら箸などでかき混ぜ続け、全体にゆるく固まりだしたら底を少し焼き固める。さほど固めなくてもひっくり返せるという強者はぜひそうしてください。その方がより良い仕上がりになります。

画像5

5.ひっくりかえす。(へたくそだなーと思った方、その通りです。私あまり得意ではなく…美しくない写真で申し訳ないです)

「はっ」

って感じで裏返しできる人は問題ありませんが、僕みたいに上手に「はっ」できない人は、フライパンより一回り大きいお皿を上からかぶせて、手で押さえたまま全部逆さまにして裏返すと何とかなります。ちょっと油垂れてきて「あつぅ」って時ありますけど。

画像7

6.裏返したら弱火にして、フライパンをゆすりながら油脂を少し追加しつつ焼き固めていきます。ふんわりしあげても、少し焦げ目をつけてこんがり仕上げてもいいですし、がっちり固めてもよいです。要するにお好みです。

焼き固まれば完成!

あとはこのままお皿に盛って食べるもよし、ケーキみたいに切り分けてトマトソースをかけたりしてアンティパストにしてもよし、冷蔵庫に入れてしっかり冷やしてから冷菜として食べてもよしです。

最初にもお伝えしましたが、アレンジが利きまくるのがこの料理の良いところです。以下に僕が思いつく限りのアレンジを乗せますので、いろいろ試してみてくださいね。

クラシカルなイタリアン

画像7

ズッキーニやナス、パプリカや玉ねぎを具に。トマトソースを添えてオーソドックスなイタリアンスタイル。

お好み焼き風

画像8

キャベツをメインにお好きな具材を入れて、仕上げはソースとマヨネーズ、青のりや鰹節で。小麦粉を使わないので糖質制限中の方にもおすすめ!

チヂミ風

画像9

シーフードミックスやニラなどを具材に使って、コチュジャンのソースで仕上げて。こちらも糖質制限中の方におすすめです。

アメリカンなミートパイ風

画像10

挽肉やポテトを具材に、ホワイトソースでアメリカンな仕上がりに。

キッシュ風

画像11

ベーコンやホウレンソウ、サーモンなど、キッシュの具材ならほぼ相性が良いので、お手軽キッシュとして簡単にできますよ。

他にもピロシキ風とかメキシカンタコス風とかカレーパン風とか、いろいろやってみると面白いかも知れません。責任は持ちませんが、料理は挑戦だと思って試すと、意外とすごい発見があるかも知れませんよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?