Wedding Musicを考察する Vol.3 『もっといい日に / 絢香』
結婚式で最も使われているアーティストは誰であろうか。
実は意外に知られていないかもしれないがQ;indiviというユニットである。
Rin Oikawaの特徴あるヴォーカルがとてもキュートであり、サウンドもキラキラとしたエレクトロを特徴としたサウンドで、とても華やかな印象を作り上げることが出来る。
演出の目線でもとても使いやすい楽曲が多い。
楽曲はカバーが中心で、特にクラシックの定番やジブリ、ディズニーまで耳に馴染んだ曲を見事にアレンジして世界観を作っているので結婚式にはピッタリでとても人気を得た。
Q;indiviに次ぎ、Mr.Children、ケツメイシと続き邦楽アーティストとしては第４位の人気を得ているのが絢香さんである。
「にじいろ」そして「ありがとうの輪」
そんな絢香さんの結婚式の人気曲と言えば”にじいろ”。
2014年のNHKテレビ小説「花子とアン」の主題歌。
優しいメロディーと絢香さんのヴォーカルがとても印象的な１曲。
そして母との強い絆そして感謝を歌った”ありがとうの輪”と２曲がここ数年の結婚式の定番曲と言える。
ご本人によるコメント Copyright © 2021 WiiiiiM
ありがとう ありがとう ちゃんと伝わるかな？
その笑顔が勇気になる
ありがとう ありがとう この言葉ひとつで
光がつながっていくよ
これからはじまるあなたの物語
ずっと長く道は続くよ
にじいろの雨降り注げば
空は高鳴る
そして新曲「もっといい日に」
楽しみな時間を 深まるあなたとの絆を
苦しくなっても 支え合いを糧に
想いは重なり 真心広がる
さぁみんなで 一緒に高く空まで飛ぼう
絢香さんの力強い歌唱力は女性の中に秘めた強い決意を表現することが出来る。
恋愛を歌うラブソングとは違う。
もう少し強い決意のような想いが込められているような気がする。
それが女性に受け入れられて結婚式での使用されることが多いのであろう。
新婦さん視点で強い決意を曲に込めているのだと想う。
強い決意とともに大きな感謝が常にテーマにある絢香さんの曲はこれからも結婚式で支持されていくことと想う。
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