アイディアをより豊かにするための私のスタイル
1日の過ごし方のスタイルが固まりゆくあなたへ
自分のスタイルというものを考えると少しずつ歳を重ねるに連れ決まっていっているような、そんな気がします。
会社に出勤する。
その日のスケジュールを確認する。
アイディアをノートに書き出す。
社内打合せや社外の訪問など。
頭のスッキリしている時間に“妄想ごと”に時間を取ったりまだ空いている時間を埋めていったりと考えることを中心に行います。
一旦、頭がパンパンになるとミニシアターに足を運んだり、デスクに置いてあるDDJというデジタルのDJ機材を触って音楽を聴いたりして、効率の悪い時間は良いアイディアは生まれないので、割り切ってインプットしたり頭を切り替えたりできる時間を過ごします。
頭を切り替えること。朝を二回迎えるには...
もう一つ私が意識していることに頭が疲れた時は、一度オフィスを離れ、フィットネスクラブにトレーニングに行き、汗を流し、サウナで頭をスッキリさせることです。
このルーティンは意外な効果を発揮し、夜間に”考える”という仕事を続けたい場合は朝に近い形で考える仕事が出来ます。
このように、もう自分にはスタイルというものが歳を重ねるにつれ固まっていっている。
そんな気がしています。
スタイルが固まっていくことは悪いことではないと思います。
ただ凝り固まるのではなく変化することで刺激を得たい。あるいはインプットを得たいと考えるとそれが必ずしも良いとは言えないのかもしれません。
しかし私はこのスタイルの確立がとても大切であると考えています。
このスタイルを固定しつつもより豊かな思考となるように一つだけ意識していることがあります。
それは体験の”純度”を高めるということです。
体験の純度とは何か
体験の純度を高めるために何を行うかですが、私のスタイルは毎日のオフィスへ向かうための洋服にしっかりと向き合うこと。
自分の着たい服をしっかりとシーズン毎に自分で見定め購入し自分の気分を上げてあげること。
移動の車中も同様です。
私は経営の立場になってからは出勤は車です。
商談に出ることも多いので少しでも移動に時間を取られぬようという効率からも来ていますが、移動の車内において最新の音楽を聴いたり、youtube等で気になるクリエイターや経営者の話、対談を事前にダウンロードして耳を傾けるようにしています。
この際の体験の純度を高めるためには良い音場(スピーカー)で聞けるようにすることやダウンロードしてストレスなく聴けるようにすること。
つまり、音楽のサブスクリプションのサービス等を有料化に切り替えてスムーズに再生したり、スマホと車のスピーカーをBluetooth接続して良い音質で音を楽しむようにしています。
車は出勤・帰宅の短い時間でしか過ごせない空間ですが、必ず毎日乗ることを考えると、一日あたりの時間は短くても年間に換算すると膨大な時間になります。
そこの空間をアップグレードするための投資は、体験の純度を高めるためにはマストだと考えます。
自動車も自分のスタイルでその時間が豊かに感じられるものを選びます。
これは贅沢品を買うということでもなく、消費をするということでもありません。
自分の身の回りで”時間こそ最も大切である”ということを意味しています。
毎日の運転という作業が少しでも豊かに感じられるように体験として純度を高めていきたいとそう考えています。
私は九州一帯を業務のメインエリアで捉えています。
さまざまな九州中のホテルの体験を考えたり九州中の様々な音を探していたりします。
その移動も快適であって欲しいし、また自然の音を探しにいく際にその目的に相応しい手段としても大切なピースであったりします。
私が音楽のプロデュースに関わっているホテル『THE BASICS FUKUOKA』
時間こそ最も贅沢品であるのです。
例えばオフィスにプロユースのモニタースピーカーを置くこともより豊かな音で音楽を聴くことがその体験の純度を高めるのです。
思考をする際、アイディアを磨き上げる際のBGMもより豊かであるべきと考えるのです。
オフィスの自席に着くと齋藤智子さんのアロマオイルをディフューザーへ垂らすのも、アイディアを生み出すという仕事においてその”考える”という時間の、体験の純度を高める術として捉えています。
齋藤智子さんプロデュースのアロマオイル
私は体験を生み出すのはもちろんその体験の純度を高めることを仕事としています。
そのために自分の仕事=考える時間をより豊かな時間にすることに気を配っておきたいと考えています。
いつでも私が体験の純度を高めながらその体感をベースにアイディアを生み出していければと考えているからです。
仕事を遊べ
そして私が仕事をするスタイルあるいは自宅においても”緑”はとても重要なファクターになっています。
グリーンは生も含めフェイクグリーンも含めとても大切にしています。
これも緑に囲まれることで心がフッとリラックスを生み出してくれたり空間としてとても心地よく感じられるのです。
私のワークスペースに置いてある“緑”
このように自らのスタイルが固まっていく過程の中でよりそのスタイルからアイディアを生み出すためにはその体験や空間の純度を高めるための工夫という視点を大切にしています。
私は遊びを仕事にすることは難しい、ところが仕事を通し遊ぶことは出来ると考えています。
私のモットーは仕事を遊べ(PLAY WORK)です。
あなたのスタイルの確立においての参考になるのであればとても嬉しいです。
以前に私が書いたこちらの記事も併せてご覧ください ↓