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cheka
2019年4月9日 16:43
「あ。初恋の人にそっくり。」これが、第一印象だった。彼が四十路になればこんな感じだろうか?と思いを馳せた。その人は一番奥の席で、他の人とは少し距離を置いて仕事をしていた。かと言って、皆の話や動向を全く気にしていないのではない。自分の入るべき時には入る。要するに、無駄に他人と群れないのだ。「この図面描いてみてくれる?」と、その声は初恋の彼と同じだった。骨格が似ていると声も似るのだろうか?も