生米からつくる『あさり缶のお粥』のレシピ (2021/05/24のおかゆ)
小さな缶に旨味がぎっしり。あさりの缶詰を使った主役級のおかゆができました。驚くほどの旨味、旨味、旨味。米粒の内側の内側まで、旨味。あさり缶の力に圧倒されました。
身も汁もまるごと使うのがポイントです。あとは本当にふつうにおかゆを炊くだけで、めちゃめちゃおいしいおかゆができます。
あさりには咳や痰、胸焼けなどを和らげてくれる働きがあるので、のどからきた風邪や、二日酔いでダウンした時にぴったりです。体調を崩した時に、こんなおいしいおかゆが食べられたら最高!心まで元気になれそうです。いざという時用にあさりの缶詰のストックを決めました。
汁までまるごと『あさり缶のお粥』のレシピ
調理時間:約1時間
目的:のどの不調、二日酔い、胃腸の養生
【 材料 】(2人前)
▶︎ 生米 ・・・1/2合
▶︎ あさり缶 ・・・1缶
▶︎ 水 ・・・700ml
▶︎ 塩 ・・・少々
お好みで
▷ 糸唐辛子、ラー油など
*今回はマルハニチロの「あさり水煮」を使用しました。
あさりの水煮缶は1缶300円くらいが相場のようです。
買うときは「高っ!」と思ったけれど、二人分で、しかも主役級のおいしさと考えるとアリアリ。
【 作り方 】
①厚手の鍋に研いだ米、あさりの缶詰、水700mlを入れる。缶詰の汁も含めて700mlになるように調節をする。
②フタをせずに鍋を中火にかける。
③ふつふつと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。弱火に30分かける。
④さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。フタをして10分蒸らす。器に盛りつけたら、完成!
【 作り方 (詳細)】
①準備
厚手のお鍋に、研いだ米(1/2合)、あさりの缶詰、水700mlを入れます。
このとき、缶詰の汁も含めて700mlになるように調節をします。
フォークを使って身を取り出した後、はかりを使って計量しました。
②中火
用意ができたら、沸騰するまでフタをせずに中火にかけます。
アクは最後に膜になるので、この段階で取らなくても大丈夫です。
③弱火
お鍋の中がふつふつと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜます。
箸を渡してフタをして、弱火に30分かけます。
④仕上
さっとアクをすくい取ります。
目立つアクだけすくい取ればOKです。
塩( 少々 )で味をととのえます。
あさりの缶詰によって塩っけが異なるため、様子を見ながら調節をします。
フタをして10分蒸らします。
おかゆを器にもりつけたら、完成です!
すごい!あさりの香りが大爆発。あさりたちのキャンプファイヤー。
あさりの水煮缶を使ったお料理は、にんにくや生姜などと共に作るものが多いので、臭みが心配でした。全く問題なし、臭みゼロ、むしろいい香り〜…!
米粒にあさりの旨味が凝縮。
どこを食べてもおいしいです。
夫はラー油をかけていました。
たしかにラー油や糸唐辛子など、辛味がとてもよく合います。
白髪ネギ、小ねぎなどを合わせてもおいしいだろうな〜と思いました。
ああ、おいしゅうございました……!
あさり粥シリーズ
旨味の強いあさりと、旨味を吸うおかゆの相性は抜群です◎
こちらは「活あさり」を使ったあさり粥。
何と言ってもおいしい!殻からの栄養もいただくことができるのもうれしい!でも、なかなか手間がかかります。砂抜きしたり、思いつきではできないのがネック。
「冷凍あさり」を使ったあさり粥。
活あさりに比べたらと〜ってもラク!旨味の強さは缶のほうが強い印象です。汁がありますからね〜。
そんなわけで、「あさり缶」のメリットはラクで旨味が強いこと。
期限も3年ほどありますし、優秀食材だな〜と思いました◎
ストック、ストック。いい出会いでした。
今週のおかゆ
2021年第21週目(2021/05/24〜2021/05/30)のおかゆのテーマは『ストックができるものでつくる』。
いざという時に役に立つのは、いざという時に手に入るもので工夫する術。不意に体調を崩したとき、買い物に行けないときに作れるおかゆと出会う一週間にします!長期保存ができる乾物や缶詰が大活躍の予感です。
5月24日(月) 汁までまるごと『あさり缶のお粥』
5月25日(火)
5月26日(水)
5月27日(木)
5月28日(金)
5月29日(土)
5月30日(日)
どんなおかゆに出会えるかたのしみです。
ごちそうさまでした!