見出し画像

そうだ、カヨラボライダースを作ろう。#4 織り織り織りおー!

こんにちは、ファイバーアート・イノベーターのカヨサトーです。
カヨラボライダースレポートも4回目。両袖から織り始めて、後ろ身頃へと織り進めていきますよ~。

おさらい
そうだ、カヨラボライダースを作ろう。#1
そうだ、カヨラボライダースを作ろう。#2
そうだ、カヨラボライダースを作ろう。#3


1.後ろ身頃へ

両袖を織り終わり後ろ身頃に入る。随時巻き取っていくので、織り上がりまで袖たちとはバイバイ。名残惜しい。彼らとはしっかりと友達になれた。

袖山と袖口ぃ、またなっ!(既に友達)

身幅を大きめにぶかぶかシルエットにしようと思っているので、後ろ身頃の幅は結構広い。下側にダーツが入る。両袖の夜明けと夕暮れをつなぐ昼間の移ろいを表そうと、色を沢山織り込んでいく。
所々に雲や風のエレメントをイメージしたノッティングを入れる。両袖の「概念の鋲」では黒を基調として色を差していたのだけど、このエレメントたちには黒味を入れずにい軽やかな色だけで表している。鋲ではないの。

朝から夜に繋がる昼なのだ。下部に概念の鋲、上部はエレメント。

2.前身頃と襟、見返し

後ろ身頃が終わったら、右と左の前身頃と、襟を並べて織っていく。両袖同様、身頃は夕暮れと夜明けをイメージしている。襟はそれらをつなぐもの、特に朝をイメージして靄のかかったような水色を多く使っている。

エリーMY LOVE。
右と左の身頃。袖と同じく概念の鋲&エレメント入り。

前身頃にも概念の鋲とエレメントのノッティングを入れていく。襟に繋がる箇所は、襟のグラデーションカラーに近い色を差し、なじむように配慮。
そしてライダースジャケットのジッパーを上げてしまうと隠れる見返し部分。ジッパーを開けているとチラ見すすところ。着物でいう八掛的な感じ?ここはひとつ、ど派手に行こう!と、キラキラ糸も足しながら織っていった。楽しい。

袖の付け根のカタチに織っていくよ。右はど派手な見返し。
見返しのうるささよ。ひひひ。

3.織り地がスキすぎて

織っていると、夕暮れと夜明け前のグラデーションや昼間の太陽のイメージな所など、いろんなスキな所がでてきて、いちいち感動して、手を止めて、眺めて、写真を撮って。幸せ織っ子時間を満喫していたが、スキが過ぎて持ち歩きたくなり、とうとうスマホカバーにしてしまった。織工程の途中でこのカバーをつけたことにより、モチベーションもダダ上がり。

オレンジとブルーのなんともスキ色の箇所。
いっそ持ち歩いてしまえー。ムフフ。

4.織工程終了

これで全ての織工程が終了。時は11月15日となっていた。織っている動画を撮ったのでTwitterを埋め込んでみる。こんな感じで織っているよ。
織り終わったらゴールが近い!と思いがちなのだけど、いえいえいえ。まだやることいっぱいあるんだよね。

織ってきた工程を思いながら残り糸を巻き巻き。次に使う時のために。こういう残り糸はミニタペ織ったりフエルト刺したりする時に使うんだー。使った道具などもお片付け。

愛おしい糸たち。ありがとう!

5.機おろし

織り上がるとまたノットで締めてから、経糸を切り離す。またまた断髪式。切った後、わくわくしながら織機から降ろす。この時なぜかいつも
♪いーつのーことーだかーおもいだしてごーらんー♪
が、脳内再生される。幼稚園の卒園のときに歌った歌。
あんなこと、こんなこと、あったねぇ、ほんとにねぇ。

床面に広げてみた。まるでプラモデルのパーツみたいだ!
両袖~後ろ身頃~襟~前身頃~見返し!

しばらく眺め倒して、切り離した。それぞれのパーツ、既にもふもふ。ご満悦~。ここまで11月18日。11月中に仕上げたい勢いだっ!

次回は最終回!パーツを縫い合わせていくよ。どんな形に出来上がったのか、是非見届けてくださーい。
レッツ、織り織り~!

#つくってみた #カヨラボ #ライダース #織  #染織 #洋服 #もふもふ


この記事が参加している募集

いただいたサポートはカヨラボ運営に有意義に使わせていただきます!