トラウマから回復したら優しい人に囲まれていた
さいきんは人と積極的に交流するようになって、そのことを嬉しく思っています。
人と心がふれあう、こころが通い合うとはこういうことなのか、と新鮮で、ちょっと涙ぐんでしまうほど感動しています。
人と一緒に居ることがこんなに楽なのは、人生で初めてだからです。
これまでには感じたことのなかった安心感をベースにした繫がりを、自然につくっている自分に、よくここまで来れたと褒めてあげたいくらいです。
もともと私は対人不安が強くて重い病を患っていました。
治療を専念するために二十年前にスタートした旅は、やっと着地したのです。
一緒にいる人と一体感を感じるワンネスの感覚を体感できるようになったのです。
分離から統合へ、シフトチェンジしたのです。
すると久しぶりに会った以前からの知り合いが、「あれ、こんなに優しい人たちだっけ?」と驚くぐらい優しくなっていました。
前とは別人のように感じます。、
周りにいる人たちは自分の写し鏡です。
周りの人たちが優しくなったのは、私が優しくなったからです。
自分を許して受け入れて、自分に優しくするようになったからです。
自分に厳しくしていた時は、周りからも厳しい扱いを受けていました。
周りは自分の写し鏡だから、周りにいる人を見ると自分がどんな人か分かります。
その時の私は自分否定の強い厳しい人だったのでした。
自分に優しく出来るようになって良かったところは、本音が言えるようになったことです。
本音が分かるようになって、素直に表現できるようになったら、周りと繋がっている実感があります。
恐れや不安から防衛的に、ほんとうの自分を隠しながら付き合っていた時は、人付き合いは出来るならしたくないほど苦痛でした。
もうあんなに苦しまなくていいのが、とても嬉しいです。
自分に優しくなったら、周りも私に優しくなりました。