【うつ・愛着障害】愛され体験を引き寄せるには
愛されぐせ、ってあると思います。
不幸ぐせがあるように、愛されぐせは確かにあります。
愛されぐせと不幸ぐせの明暗を分けるのは、人生の何処かで、主に幼少期に、愛される体験をしたか、しなかったか、にかかっているのでしょう。
愛される体験をすると、周りからの愛を受け取ることができて循環が生まれます。
愛される体験をしないで大人になると、愛されていても愛されていることに気づけません。勿体ないですよね。
幸せな人間関係のベースには、誰かから愛された経験が必須になります。
私は人間関係でさんざん苦労したのですが、唯一、安心できる人間関係がありました。
幼少期に家庭の中で祖父にだけは可愛がられたので、年配の男性だけには警戒心をもたず接することができたのです。
大人になってからもお祖父ちゃん的な人が唯一、一緒にいてくつろげる相手でした。
まだ京都に居たときの話ですが、離婚してから始めたアートセラピーカフェも畳んでアルバイト生活をしていた時のこと。
アルバイト先は祇園富永町にある日本舞踊のお師匠さんがやっている料理屋でした。お師匠さんの名前「慎太郎」を冠したお店でした。
京都の料理屋とその周辺のカルチャーは好きで、また別の記事で語ってみたいと思います。
料理屋のアルバイトから帰る途中の路上で私に声をかける人がいました。
「彼女ぉ、仕事せえへん?」
「慎太郎」と同じ富永町の飲み屋のママにスカウトされて、その翌日から勤め始めました。掛け持ちすると時間がかぶるので「慎太郎」のほうは辞めました。
そこで私は生まれて初めてお姫さま扱いをされました。
お店の形態はクラブほどは高級ではありませんでしたが、お客さんはみんな年配の紳士で頭が良くてお金持ち、出会う人の数だけ、狭かった私の世界が開けていきましたが、いちばん嬉しかったのはお祖父ちゃん的な人だけでなく、それまで苦手としていたお父さん的な人にまで可愛がっていただけた事です。
親身になって私に関心を払い、いたわりの気持ちをもって見ていてくれましたが、こういう事を親にしてもらいたかった、と思いました。
この時の愛され体験は、私にとっての暴露療法だったと思います。
私の父に愛されなかった傷までも深く癒やしてくれたのです。
(この時の私は人生後半のタームに入っていて、これから後、人生前半でついた傷を癒やしていく体験が次々と訪れたのでした)
このとき自信をもって愛を受け取れたのは、祖父から愛された体験がベースにあったからです。
それは断言できます。
祖父に愛された体験が、この時の大きな癒やしを引き寄せたのだと思います。
もしも祖父が居なくて、祖父から愛を受けていない私だったら、此処でもよい体験をすることが出来ず、運が悪ければ愛されないという辛い体験を引き寄せていたとも限りません。
愛された体験は、愛されぐせと成って、また次の愛を引き寄せていくのだと思います。
小さな愛され体験を子供の頃から積み重ねている人は、潜在意識に愛された記憶が一杯にたまって、現実でも愛をいっぱい受け取れます。
じゃあ愛を知らない人は、どうしたら愛を知るんや?という問題ですが。
愛されないという初期設定が入ってしまって、その初期設定に気づけないと、ずっと愛されないことになります。
その初期設定は外すことは出来ますが、その話はまたします。
今日はこのへんで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました❢
表現アートファシリテーター/心理セラピストの洲崎加容子でした。
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💎洲崎 加容子(すざきかよこ)パーソンセンタード表現アートセラピーファシリテーター/SORAピプノセラピスト/産業カウンセラー/自己探求家
20年の治療生活の途中、石垣島移住のすえ、愛着障害、複雑性PTSD、解離性障害を克服 セラピーおたく/ボディセラピーが好き
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