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【愛着障害】ほんとは好きじゃなかった〜目覚めよ、五感

きのうのつづきです。

愛着障害の人の特徴で、我慢強い、というのがあると思うんです。あなたは我慢強い人じゃありませんか?

きのう、愛着を育むには、生後半年から一年半のあいだにお母さんにギュッと抱っこされる必要がある、というお話をしました。

乳幼児がお母さんに抱きつくのは、哺乳類として当たり前の行動なんです。

ところが、お母さんに抱っこされずに、お母さんの肌の温もりを感じられない、ということは、乳幼児にとってかなり辛く過酷なことなんです。

愛着に関しての有名な実験がありました。

生後間もないサルの赤ちゃんを母ザルから引き離して育てるとどうなるか、という実験でした。この赤ちゃんザルたちは、成長してからどうなったかと言うと、社会的行動がまったく出来なくなったのです。この実験をした人たちは、のちに動物愛護団体から非難をうけたそうです。

この実験からも分かるように、愛着は心理的なものというより、生理的なものなのです。

愛着障害の人は、こんな過酷な状況をサバイブしてきた人なのです。だから、とても我慢強いです。

自分にとても厳しくて、甘えることもできずにいるのではありませんか。

人の発達段階で、母子の蜜月を過ごすことができなかったら、こころは成長できなくて、発達を止めてしまいます。

自分を、一生分の栄養がプログラミングされた一粒の種とします。この種が健やかに育つには、光と水と温度という環境が整っていることが必要不可欠なように、あなたの成長にも、お母さんの愛と支えが必要不可欠なのです。

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ところで。

感覚を使うって、大事なことです。

好きか、嫌いか。快か不快か。

この区別がついていることが、自分らしく生きて行く時、とても大切になります。

私は、長いこと思考ベースで生きてきて、感覚がマヒしていました。

一昨年のこと。納豆を常食として、つねに冷蔵庫に買い置きして毎日食べていましたが、ふと気づきました。

わたし、そんなに納豆が好きだった?よく考えると、好きじゃなかったんです。栄養があってヘルシーで経済的、コスパが高いという理由で食べていたということに気づきました。

身体の感覚がマヒしてましたねー。

好きじゃないものを毎日、身体に入れていたんですから、身体が怒っていたでしょうね。

身体モードで生きるって、大事です。

あれ以来、納豆は買わなくなりました。やっぱり身体は納豆が好きじゃなかったんですね。

それから、しばらく経って、小鳥のさえずる声がよく聞こえるようになりました。

それぞれの感覚は、連動しているようです。

五感は、5歳までに発達するらしいです。中でも聴覚の発達がいちばん早いそうで、お母さんの胎内にいるときから赤ちゃんは耳が聞こえているそうです。

私は、表現アートをやっていて、絵を描いたりモノを作ったりしますが、素材のなかで、粘土がいちばん好きです。

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触覚が刺激されると、脳にもいいらしいです。

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愛着障害について書いています↓



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