イタリアン〜食と音楽を楽しむ
昨日は、イタリアンレストランへ。なかなかよかった。
コロナ規制解除後、新しいカフェやレストランが次々とオープンしています。昨日行ったレストランも、最近新規オープンしたお店です。
お料理は、感動するほどではないけれど、普通においしくて「また食べたい」と思わせるお味。合格。
何が気に入ったかというと、店の雰囲気。ウェイターが全員イタリア系男性で、とてもフレンドリー。きちんと接客してくれつつ、自然な笑顔とジョークを飛ばす軽さがいい感じ。
で、何より・・・ですね。
ウェイターが突然、ギターの弾き語りを始める。バイオリンを弾き出す。弾きながらテーブルの間を歩きまわり、客と目を合わせながら客のために音楽を奏でる。音楽でコミュニケーションをしている。
誕生日の人のところへいって、弾き語りで、ハッピーバースデーを歌う。誕生日の人の目をみつめて。
音楽って、ステージでのプロの演奏はもちろん素晴らしい。コンサートに行くのも大好きです。でも、こうやって、人の普通の生活の中に、生演奏があるのってすばらしい。
音楽って、聴くだけのものじゃない。楽しむもの。生活を豊かにしてくれるもの。心を豊かにしてくれるもの。
こうやって、生演奏で、自分が音楽の一部になる。自分の中にある音楽性が目覚めて湧き上がってくる。
人が集まると、誰かが楽器をとりだして音楽を奏で、歌い、踊る。録音技術がなかったころは、普通にあった光景。録音されて売られている音楽ほど、クオリティは高くないけど、生きてる。
録音技術ができて、どんどん生きた音楽との距離が離れていることを残念に思います。録音技術で素晴らしい音楽がいつでも聴けるのも素晴らしいけど、生演奏を捨てる必要はない。
だから、こういう、プロのステージではない、普通の人による普通の演奏でもてなしてくれたのが、すごく嬉しかったのです。
ここのウェイターさんたち、生演奏がないときも踊ってた。歩きながらステップ踏んでた。
楽しいーー。嬉しいーー。
こういうおもてなし、好きだなあ。
私も人を喜ばせるような演奏したいなー。
私の自己紹介。