オーガニックワインをまとめ買いしたのはコロナとBREXITのせいです
ワインのまとめ買い
先日ワインをまとめ買いしました。いつもの、オーガニックワインの種類が豊富なショップから。
１１月末のニュースで、今年のクリスマスは飲み物類が品薄になるとありました。
イギリスではこの秋、食料品やガソリンなどが品薄になりました。ガソリンスタンドでは、ガソリンがなくなって何日もクローズ。１週間以上続いたかと思います。
この品薄問題が、このクリスマスには飲み物にくると！！！
食品がなくなってもあまり焦りませんが、クリスマスに飲み物がなくなるのは辛い！ 食品は何かしら保存食もあるので、しばらく買い物に行かなくても生きていける。でも飲み物は、飲兵衛なだけにストックがあると飲んでしまう危険があり、買いだめをしないのが我が家のルールです。笑
コロナでトイレットペーパーや小麦粉が店から消えた時も、買いだめはしなかった私ですが、クリスマスの飲み物は確保せねば！！・・・と、速攻で注文。オーガニックワインばかり２４瓶。そのうち半数以上がバイオダイナミックワインです。
２４本ないけど？・・・というツッコミはうけつけません。もう飲んじゃったんだもん。クリスマスの分はちゃんととってありますよ。笑
今、クリスマスの１週間前です。品薄になる気配はさっぱり・・・。笑
イギリス 品薄の原因
品薄問題の原因は、コロナとBREXIT（イギリスのEU脱退）のダブルパンチでした。
イギリスがEU離脱して、イギリスにいたヨーロッパ本土の人たちの多くが国に帰る決断をしました。しかもコロナで、「やっぱり祖国に帰ろう」というひとたちが増加。
イギリスの産業を支えているのは、移民たちです。労働者階級だけではなく、病院にいったって、多くの医者が移民です。大学で優秀な成績をおさめるのも、留学生や移民たちが多い。
今回の品薄は、大型トラックドライバーの多くがEUに帰ってしまったことで、荷物を運ぶ人がいなくなってしまったのが原因でした。もうBREXIT移行期間も終わり、EU完全脱退し、VISAの取得も難しい。
そして、この不況で、トラック運転などの不規則な重労働よりも、小さなバンを運転する配送ドライバーに転職する人が急増。
ガソリンがないのは経済に大打撃です。結局、イギリス軍がドライバーとして出動したり、特別VISAの発給で、EUのドライバーをリクルートしたりで状況は改善されました。
海外在住日本人はどうする？
このコロナ禍。何十年も海外に住み永住予定だった日本人が、突然家を売って日本に帰っちゃった・・・という話を結構聞きます。
故郷を離れて海外にいるということは、家族親戚一同から遠く離れているということ。私も海外在住２０年。「親の死に目にあえない覚悟」をしています。そうならないようにできる限りのことはするつもりだけれど、その心づもりがなければ海外なんて住めない。
コロナで、日本国籍がない人は日本に入国できない規制もできたり、日本入国のための発給済みのVISAが取り消されたりしている現状。日本人は入国できても人数制限があり、１４日間の隔離もある。
私だって、もしも、日本にいる母に何かあったとしても、飛んで行っても間に合わない可能性だってある。８０代半ばの母です。何があるかわからない。
こういう「禍」のときって、色々考えます。母のことがなくたって、自分はこのまま日本から隔離された状態で生きていっていいのか？？・・とか、海外在住者は常に考えていると思うのです。パンデミックがきっかけで、今まで通りにはいかなくなって、考えを変えて日本本帰国するというのも大いにありです。
通常と違う、パンデミックだから「本当に大切なのは何か？」もいつもより真剣に考える。
もちろん、「本当に大切なもの」は状況によって刻々と変わり続けるし、人によっても違う。
あなたの「本当に大切なもの、こと」は何ですか？
・・・・私は、とりあえず、今、直近の家族との時間を大切にすること。
ワインを飲みながら。笑
飲兵衛な私ですがどうぞよろしくお願いします。↓
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