ちょうどいいところはどこ

Over the Sun Ep.  122
スーさん:ちょうどいいって何ではかってる?

中華とおそばのちょうどいいって?(蕎麦屋理論)
ピンキリの中華料理店と蕎麦屋でなぜいつも自分はここにしようと選ぶのか。

自分のちょうどいいところは無意識に自分が本能的に選んでいるということ。ちょうどいいの加減は日々常に変動しているけど、それを自分の中でわかって選んでいる。

豚の温かいお蕎麦を食べたらちょうどよかった、この日は天ぷら御膳ではなかったことを認識ていているってなかなかそれができる人はすごいなぁと思う。
私はあまり外食しないので外食する時はああでもこうでもと考えあぐねて結局行ってみると店が閉まっていたりして、違うものを食べたり。食べ終わった後にこれじゃなかった、っておもう残念な感じ。そう思うことはまぁまぁある。
ちょうどいいが見極められる人ってすごい。
私には、絶対に失敗したくない、という欲があるのだろう。完璧が一番いい、みたいなところもあるな。
つまり自分の気持ちいところが分かっている=自己肯定感が高いということ。
そういう人はブレないし、無理をしない。自分をよくわかっている。他の人と比べたりしない。

地元に残るやつがつまりちょうどいいを知っている人。
諦めとも違う、欲がないとも違う。

私はどうだっただろう、と考えてみると私はいつもいつもこれではダメ、いつもここよりも上を、ランクアップを目指して来たような気がする。
家族のテンプレ、成功のテンプレ、勝ち組とは?こういうものが幸せ、GOOD、とされるものを目指して手に入らなくて、イライラして人のせいにして自分を責めて、自分を騙して、辛かったな。大変だった。本質をつねに横に置いてとおりすぎてしまっていた気がする。

私も楽しくもないキラキラパーティーにいって砂をかむような思いをしてきた。
あの人とつながっていれば行けている気持ちになれていた。本当に自分が嫌になる。

私のちょうどいいはなんなんだろう。
考えるしかない、つまり自分をしっかり観察して自分の声を聞くってことがちょうどいいを探して失敗を繰り返しながら見つけていきたい。
ちょうどいい、は昔ほど今は固定されていない。それぞれのちょうどいい、がある。ちょうどいいは変わる。

前のエピソードでも確かスーさんが言っていたんだけど、友達と1ヶ月前からカレーを食べに行こうと言っていたのに、その日になって、それを食べたくないと思ったら、今日はカレー食べに行くのやめるわ、と言える人ってちょうどいいを知っているということかな。
どんな先約があろうとも、スッと自分のちょうどいいを優先して、今日食べるものを選び抜くこと、ちょうどいいを貫き通せることってとてもクリンスイ。
実際に違うと思っても私は多分約束を重視してしまうだろうな。

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