【140字小説】蕎麦屋で聞いた怪魚の話
『蕎麦屋で聞いた怪魚の話』
江戸時代。本所辺りの堀で、男が人の顔をした魚を釣り上げる。
居合わせた小料理屋の主人はそれを安く買い叩き、店の客寄せに使う。
しばらく経ったある日、「魚の顔はどこ?」と客の子供が騒ぎ立てる。
厨房から顔を覗かせた主人ーーいや、その顔もツルリと消えていた。
一同は思わずギョッとしたそうだ。
【おあとがよろしいようで】
(※ 生成AIでかいた文章と絵を kayanoko works が人力で修正したモノです)
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人の顔をした魚と魚の顔をした人と、顔のない魚と顔のない人では、どれが一番怖いんだろう。
と、考えたときに
「魚の顔のひとが、一番生臭そうだなぁ」と、おもってしまいました。
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