自分の娘を見続けて決意した新しいビジネス
京都市伏見区の醍醐エリアで不動産屋プラスホームを営業しているかやまです。「家を買う買わない関係なく気軽に人が立ち寄れるいきつけの不動産屋」を目指し、ただ今クラウドファンディングに挑戦してます!
ぜひ、一度ご覧ください!
ボクには大学生の娘がいます。
新型コロナ禍が本格化した昨年、大学受験を経験しました。
ボクは親として見守る事しかできませんでしたが、なかなか苦しい受験生の期間でした。
期間中、大学受験のやり方が変わるとのウワサは数えきれないほど流れてきました。
延期になる。
中止になる。
特別会場のようなものを設ける。
オンラインで行う。
9月入学制になる...
色んな迷いが何度もニュースになりました。そしてその結果どうなるかは誰もどこも教えてくれませんでした。その案がどうなったかさえも。
ただでさえ、ストレスのかかる受験生。
ボクに似て強がりな娘は「条件はみな同じ」と言ってましたが、明らかに疲弊していました。先生たちも学校も社会自体がもちろん動揺していたので悩みを相談することもできず、どうなるかもわからない。授業に行けないこともありました。手探りのオンライン授業もありました。
ようやく大学に入学したと思ったら、ずっとオンライン。
「大学は不特定多数の人間が出入りする」
というよくわからない理由でずっと家の中、パソコンの前で授業してました。キャンパスライフどころか家から一歩も出ない毎日でした。
社会全体が我慢を強いられてる状況です。もちろん娘も我慢すべき事は分かってますし、親だからでは無く客観的に見てもたくさんの我慢をしていると思ってます。
ただ、あまりにもその仕打ちがヒドい気がして、ボクは何とかできないものかと色々考えました。
娘と同じような学生たちが、キャンパスライフとまではいかなくても、せめて誰かと接する機会を作れる場所。学校以外に近所で少し気分転換や一緒に勉強したり、少しの時間でも気軽に触れ合える場所。
そんな場所を作りたいと思い、街中に出なくても近所にあるコワーキングキングスペースがあればいいんじゃないかと思うようになりました。
違う学校の学生が近所の一緒の場所で授業を受ける。
社会に出た大人と触れ合う事で少し世界を拡げる事が出来る。
そんな場所があれば娘と同じ学生たちも、もっと可能性も拡がる。
そんな事を考え、今回新しくコワーキング&交流スペースを始める事を決意しました。
少しでも我慢だけでなく、我慢の中に新たな可能性や希望を見出せる世の中であってほしい。特にこれからの若者はそれが出来る事を信じてほしい。
今回のクラウドファンディングのリターンの中にはそういった気持ちを込めたリターンを設けました。
購入していただいた一か月の使用権をご本人に使って頂くのではなく、お店に来てもらった学生さんに使って頂くというものです。
どこの誰か分からない学生に使ってもらうという事に抵抗がある人もいるかもしれません。でもこの優しさを感じた学生がまた違う誰かに優しさを与える。それがまた誰かへの優しさに繋がる。この優しさの循環が今、最も大切な事なんじゃないかと思い、設けました。
個人的には一番支援して頂きたいリターンです。
個人的な理由から今回の新しいビジネスは始まります。
でも、できるだけ全国各地でこんな想いが拡がれば未来への可能性にも繋がっていく気がしてます。
少しでもこのnoteを読んでくれる人が増える事を願って。