きょうに続く写真 #42
23.Aug.2010 (Mon) - Margaret River, Australia
" PLEASE…
Give more if u have it.
Give less if u don't
AND
Give a smile if you have nothing"
Soup Kitchenと呼ばれるその場所は、毎週月曜の夕方に開催。
いわゆるドネーション、基本5ドルでヴィーガンフードが振舞われていた。
まだまだ日本では、ヴィーガンという言葉が浸透していないころ。
ヴェジタリアンやなく、そんなんもあんねんやくらいの認識やったね。
大人も子供も、おねーさんも。
いつも多くの人が集まり、ちょっと遅れるともう完売。
持ち帰りもできるから、コンテナを持って来てる人もおって。
いや、それは流石にやりすぎちゃうの?ってヤツも…
…という考えは、やっぱり日本人なんかな。
当時の自分は、お金を持っていないわけではなかった。
しかし多く渡せるほど、気持ちに余裕があったわけではない。
毎回5ドルを握りしめて、腹すかして列に並んでたな。
料理はインド風のスパイス料理とサラダ。
とはいえ、辛いとか香りが強いというわけではなく、本当に優しい味。
ヴィーガンフードということで、やはり少し物足りなさは感じたが、
しっかり野菜を取ることができる食事を楽しみに、ちょいちょい通ってた。
季節労働者の集まる町、マーガレットリバー。
そんな場所やから、ここにも色んな人間が集まってたな。
善意が集まる場所には当然、悪意も集まってくるんやろう。
もし次に行く機会があるのなら、10ドル札を握りしめて。
…いや、10年経ったら値上げしてるか…
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