Kay Ogata - 旅する元スクーバインストラクター、飲食店経営中

18歳の7月に初めての海外へ。旅をする中でスクーバダイビングを知り、30歳を前にしてインストラクターに。とある島国等々で働いた後、2018年に地元大阪にて旅とダイビングをコンセプトとした『ScuBar』を開店。年々忘れていく旅の記憶を備忘録として...

Kay Ogata - 旅する元スクーバインストラクター、飲食店経営中

18歳の7月に初めての海外へ。旅をする中でスクーバダイビングを知り、30歳を前にしてインストラクターに。とある島国等々で働いた後、2018年に地元大阪にて旅とダイビングをコンセプトとした『ScuBar』を開店。年々忘れていく旅の記憶を備忘録として...

マガジン

  • きょうに続く写真

    いつもモニターに流れる数千枚のスライドショー。 懐かしいものから、記憶に無いものまで。 40代となり、薄れゆく記憶をなんとなく残してみようと思い、 誰に見られたい訳でもなく、ここに書いていこうかと。 20年近く前のCM、とあるスポーツ選手が1枚の写真を見ながらする昔話。 覚えている人はいないだろうが、好きだったそのCMのコンセプトを拝借して。

最近の記事

きょうに続く写真 #53

31.Jul.2011 (Sun) - Delhi, India 大阪で飲食店を始めて7年目。 今日の来客は東京から。 オーストラリアから一時帰国し、出直しの旅で到着したこの街。 そういえばアジア圏を旅するのは、このとき3年ぶりくらいやったんか。 到着早々、久々にやられてたね。 飯が不味い。 人がうざい。 そして雨季。 「ニューデリーの駅前の食堂、不味かったよなー」 「それでもバラナシの宿の飯はマシやったで」 「いや、マシのレベルが…」 「まあ確かに…」 ニューデリ

    • きょうに続く写真 #52

      10.Oct.2006 (Tue) - Phnom Penh, Cambodia 20年以上続いた内戦が色濃く残っていたからなのか。 もしくは、その遺構に触れた自分の気持ちがそう思わせたのか。 2006年のこの街は、これまで旅した中でも一番空気が重かったように思う。 街には光が少なく、人々の表情も影がある。 本当はそんなことは無かったのかもしれんけど、 ここにはあまり長居できないと感じたね。 自分も生まれ、生きていた時代の出来事。 学校の授業でも、ほんのわずかしか触れら

      • きょうに続く写真 #51

        01.Sep.2011 (Thu) - München, Germany 一気に書いてしまったのでちょっとクールダウン。 …と考えていたら長く休んでしもた。 ということで、ぼちぼち再開。 ミュンヘン市内、Augustiner蒸留所。 この街での滞在で、6カ所くらい回ったんやったかな。 その一番はじめ。 木の樽から注がれるビール。 1リットルのグラス。 知ってはいたが、キンキンに冷やされたビールが出てくる日本と違い、 常温で、ちょっと雑に出される…様に見える…ビールは新

        • きょうに続く写真 #50

          03.Oct.2006 (Thu) - Khaosan Rd., Thailand 最近はランドセルも多くの色やデザインがあるそうで。 しかも、使い終わったらリメイクしてというのも。 「6年生のときは、ランドセルやなくてナップサック使ってたなー」と言うと、 「それデカくなりすぎて、ランドセル背負われへんかっただけちゃうの?」 と言われた昨日。 俺のランドセル、どないしたんやろな。 初めての海外はスーツケース。 バックパッカーならと、某登山メーカーのものを購入し旅立ったカ

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        • きょうに続く写真
          53本

        記事

          今日に続く写真 #49

          02.Dec.2005 (Fri) - Toronto, Canada 3安打5打点、3失策と大暴れな2024年GWの序盤。 昔のようにはいかないもので。 松井秀喜がMLB初出場を果たしたスタジアム。 トロント・ブルージェイズの本拠地、ロジャーズセンター。 巨人ファンではなかったのだが、野球少年やった自分。 イチローをはじめ日本人野手がメジャーに挑戦し始めたころ。 松井選手がどれくらいできるのか楽しみにして見てたね。 まだまだネットやライブ中継も少なかった時代。 20

          きょうに続く写真 #48

          02.Sep.2013 (Mon) - Sanur, Indnasia 何をするにも、人との繋がりが先を大きく左右する。 そんな風に思うこの頃。 振り返ってみても、我武者羅に動いたときにはなかなか上手くいかない。 反面、誰かに助けを求めると大きく事が動いてきたように思う。 『いずれは日本で生活をしていかないといけない』 そういう思いがあり30を目前に帰国。 ただ、仕事を見つけたものの整理がつけられなかったんやろね。 自身の20代を大きく後悔していた。 もうこの先上手く

          きょうに続く写真 #47

          09.Aug.2011 (Thu) - Unknown, India 自分はものすごく運が良かったのだと思う。 旅中に大きな事故や事件、また怪我や病気になることはほとんど無かった。 もちろん、そうなる可能性はできる限り排除して行動していたのだが。 ただ一回、そのときだけを除いて。 そう、呼ばれていなかった国、インド。 (#16) デザート類の甘いものが苦手という以外、何でも食し、飲む。 そんな自分が、唯一と言っていいほど手が伸びなかったもの。 何があったのか、何を思っ

          きょうに続く写真 #46

          20.Oct.2006 (Fri) - Hanoi, Viet Nam ハノイ中心地より歩いて西に30分ほど、食堂というか屋台というか。 誰かと一緒やったはずやけど、どの人やったんかな。 キンキンに冷えたアンカーと、香ばしく焼かれた鶏肉。 ベトナム滞在の中でも、上位を争う晩飯やったね。 ベトナムで食べた食事は、総じて優しい味付けの印象。 タイやラオスほど、辛味や濃さ、香草類の香りは強くなかったかなと。 ただ汁麺、いわゆるフォーはあれ以来食べてない。 パッタイと同じく、一

          きょうに続く写真 #45

          09.Mar.2007 (Fri) - Koh Tao, Thailand 滞在していた場所からすぐ近く。 日暮れ頃から出るパンケーキの屋台。 絶妙なステップから、パンケーキが焼かれていく。 そう、絶妙なステップで。 リズミカルに切られるバナナは不均等。 キメ姿で投げ捨てた皮は、ゴミ箱に入らず散らばって。 焼けて折り畳まれる生地は、たまにクシャっと。 そんなコミカルで愛らしい、年配の男性が店主。 うちらはパンケーキおじさんって呼んでた。 おそらく自国語しか話すことが

          きょうに続く写真 #44

          17.Oct.2013 (Thu) - Huvahendhoo, Maldives 昨日、久しぶりに顔を出した店のスタッフが、 「今日がバイト最終日、明日から会社勤めです!」と。 学生から社会人に変わる瞬間を経験したことがない自分にとって、 どんな気持ちで前夜を過ごすんやろなと。 そんなこんなで、本日は久々海の中。 仕事に就いてすぐの頃。 ハウスリーフで見つけたと、スタッフみんなで探しにいったこいつ。 モルディブでの仕事を紹介され、あれよあれよと言う間に決まって。 過去

          きょうに続く写真 #43

          26.Oct.2010 (Tue) - Margaret River, Australia 14年前、10月。 綺麗に剪定された葡萄の木が芽吹き始めた、南半球の春。 そして今、大阪の桜も少しずつ。 今日はせっかくやから、選んだ画像から。 気温も上がり、歩いていると辺りは春の匂いが。 「日本の良いところは?」と良く聞かれていたが、間違いなく四季であると思う。 「いつがベストシーズン?」とも聞かれたが、これは難しい。 始まりに合わせて桜が咲き、緑が茂る夏を迎える。 終わり

          きょうに続く写真 #42

          23.Aug.2010 (Mon) - Margaret River, Australia " PLEASE… Give more if u have it. Give less if u don't AND Give a smile if you have nothing" Soup Kitchenと呼ばれるその場所は、毎週月曜の夕方に開催。 いわゆるドネーション、基本5ドルでヴィーガンフードが振舞われていた。 まだまだ日本では、ヴィーガンという言葉が浸透して

          きょうに続く写真 #41

          18.Apr.2016 (Mon) - Tromsø, Norway 人生で初めての、母親との二人旅。 北極圏の街、ノルウェー・トロムセー。 カナダやフィンランド、アイスランドと、 オーロラを見ることができる土地が色々とある中で、 せっかくならフィヨルドも… (#4) ということでノルウェーへ。 4月の中旬。 この町でも、まだまだ雪が残る寒空の下だが、 夜のなると、夏に向かっていると感じる景色がそこに。 北の空が明るい、深夜2時。 白夜まではまだまだ早いが、この4月で

          きょうに続く写真 #40

          24.Aug.2011 (Wed) - Paris, France "いいか?フランス人に声を掛けるときには、最初にフランス語で、 『英語で話してもいいですか?』と聞くんやぞ" 夕方からなら安いとのことで、同部屋のアメリカ人に誘われルーブルへ。 そしてその夜の食事。 ヨーロッパでちゃんとレストランに入ったのは、これが初めてやったかも。 皿もグラスも空ということは、そういうことやったんやね。 「ここのヤツらは、自国語を話すことができない人間を相手にしない。 見てみろこの説

          きょうに続く写真 #39

          19.Dec.2005 (Mon) - Jasper, Canada カナダを旅し一ヶ月半。 カタコトの英語でもなんとかなると、度胸がついた頃。 23時発のバスまでの数時間。 時間を潰すために初めて映画館に入り、そしてこれも初めて一人でパブへ。 日本でも一人で行ったこと、このときでも無かったんちゃうかな。 これまでにも、今に続く縁や習慣がいくつか書いてきたけど。 ビールのボトルキャップを集め出したのもこの頃やったと思う。 最初はラベルを集めるために、宿のトイレで水に浸して

          きょうに続く写真 #38

          19.Oct.2011 (Wed) - Cairo, Egypt "「ピラミッドの内部は暗く、何も無い。入る価値など無い」  そう言って良いのは、入ったことのある人間だけだ" あーやこーやと話をする旅人達に向けて、年配の女性が言った一言。 旅の途中で聞いた中でも、色濃く今でも残っている言葉。 エジプト・カイロの、所謂日本人宿。 普段はあまり利用することは無かったが、このときは珍しく。 Bahariya Oasis 2days 1night - min 4pax, max