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tick, tick... BOOM! (2021)
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刻々と過ぎていく時間の中で、自分は何を成し遂げられるのか。
歳をとるというのは素晴らしいことだが、自分自身に何かのタイムリミットを課している多くの人間にとっては、恐怖そのものでもある。
日々あらゆる選択肢が失われていくことを実感しながら、懸命に自分の中の何かを積み上げていく。
その過程で別の道を選んだとしてもそれはいいことだし、突き進むのもまた勇気ある一手。
大事なのはどの選択をした場合でも、そう決めた自分の意思を尊重し、信じ続けることなのかもしれない。
ミュージカル史にその名を永久に残すことになるジョナサン・ラーソンの自分を信じる強さと忍耐力、そして時に迷う姿は、この映画を観る全ての人に多大なエネルギーを与えてくれる。
ジョナサンへのリスペクト、ミュージカルへの溢れんばかりの愛を感じるとともに、
リン=マニュエル・ミランダの確かな才能を(ダメ押し的に)決定づける作品。
ちなみに余談ですが他に思い浮かぶチックチックブーンといえば、THE HIVESです。
大好き。