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健康的に物価高を乗り切ろう②|しょうが香る かぶとカニカマのあんかけ丼


風邪気味の方、受験生の夜食にも

今回は『身体が温まるやさしい一椀』をご紹介します。


厳しい寒さが続く中でふと感じる"季節の移ろい"

少しずつ日脚が伸びてきましたね。

庭先でも小さな春を見つけました。
この時期決まって蕾を膨らませる水仙たち。
自然のブレることのない生き様に感動しては、やさしい春の足音を感じるこの頃です。

一方で、このところ続いている最強寒波!
寒すぎます。

風邪やインフルエンザも気になる中、
本格的な受験シーズンも始まり、体調管理にはかなり気を遣われていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

"うがいに手洗い"にと、小さなことだけどコロナ禍以来小まめに続けているのですが、何よりも免疫力を高めることが大切みたいです。

その方法を調べてみたら…

適度な運動と休養のバランス、身体を温めること、ストレスを減らすこと、バランスの取れた食生活…等

日常生活で普段から心がけたいことばかりですが、
そのごく当たり前がなかなか出来なかったりします。

そこで今回は食生活の面で少しでも参考になればと、
朝食におすすめのメニューを作ってみました。

朝食は一日の始まりに欠かせないエネルギー源になります。
そして何よりも身体を温め、脳や身体をしっかり目覚めさせてくれます。

こんな季節だからこそ、寒さに打ち勝つ良い目覚めの為にも「身体にやさしい朝ごはん」でスタートしてみてはいかがでしょう。

前回からの「節約」も兼ねて、一品でも大満足な朝から食べれる美味しい丼をご紹介します。

身体が温まり消化の良いメニューなので受験生のお夜食にもおすすめです。

また、風邪気味の食が進まない方にもぜひ召し上がって欲しいです。

〈材料〉

[2〜3人分]

・小かぶ    2個(350g)
・カニカマ            4本
・おろし生姜  大さじ1(お好みの量で)
・水      250cc
・ガラスープ  小さじ2
・白だし    小さじ1〜2(お好みの量で)
・水溶き片栗粉 大さじ1.5 (水大さじ1.5、片栗粉大さじ1を溶いた物)
・ブラックペッパー 少々
・かぶの茎   適量
・柚子皮    少量
・ご飯     適量


〈作り方〉

かぶは皮を剥き、ひとつは5㎜角の大きさに切る

残りのひとつはすりおろす
かぶの茎はトッピング用に少量を5㎜幅に切る
柚子の皮は細切りにします
カニカマは2㎝くらいの長さに切り軽くほぐす

お鍋に水を入れ、切ったかぶとガラスープを加え、
蓋をして中弱火で4分煮る
そこにカニカマとおろし生姜を加えて1分加熱する
次にすりおろしたかぶを入れて2分煮込む
白だしとブラックペッパーで味を調え
茎を入れて一煮立ちさせる
水溶き片栗粉を入れてとろみをつけて完成です


お椀にご飯をよそい餡と柚子の皮をのせて、
熱々のうちにお召し上がりください
お好みで梅干しや塩昆布を添えるのもおすすめです

〈最後に〉

朝から作るのが億劫だな…という方は、前の晩にささっとかぶを煮込むところまでしていれば、朝は再び火を通し温まったところに水溶き片栗粉を加えて出来上がり!

寒い朝は無理なく、自分にあった時間配分で朝ごはんを楽しんでくださいね。

また、かぶには消化酵素であるアミラーゼが澱粉の消化を助けて胃酸の分泌もコントロールしてくれるので、
胃腸の働きがまだ活発でない朝にはうってつけです。

温かい朝食から"元気を作る食習慣"
ぜひ始めてみてください。

(前回予告したおまけ話「味の幅を知る」は、
少し長くなりそうでしたので次回にお届けします◎)

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