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興味ないはモッタイナイ

 年度末、ってことで新年度の準備が通常の保育と同時進行で行われています。それに付随した大小の会議が連日行われていて、いかに自分のやりたい保育のビジョンを持っているか、そしてそれを伝えられるかが大事だなと思う場面が多いです。

 昨日は園の園芸管理を担当している外部業者の方との打ち合わせがあり、年間を通して園に生えている植物での遊びの見通しを共有しました。

実はそんなに興味がない

 その打ち合わせには私以外にも数名の先生が一緒に出席したのですが、途中でドライフラワーの話になったんですね。その時の私以外の先生方の食いつきが凄くて。
 “え?先生もですか?“という方ですら食い気味に話すのを見てびっくりする反面、私自身はひとまず相槌を打ちながらも内心は「あんまり興味ないなぁ…」と思っていました。笑

自然がわりと身近だったからこそ

 以前働いていた園では、割と自然が身近に感じられる環境でした。日常生活でも自然が常にそばにある感覚で、それを改めて意識することがなかったんでしょうね。
 一方で今の園、というか地域的にはお世辞にも自然に富んでいるとは言い難い。もちろん無いわけではないですが…。この環境に常に身を置き続けていれば、自然物を日常に取り込みたくなる感覚になるのは確かにあるかも、と思いました。

考え方の転換

 打ち合わせの後も、伝えられた年間計画を思い返しながら、自分がやりたいと思っている保育とどのように掛け合わせるかを考えていました。たくさんの活動を用意してくれていて、そのどれもが私自身も知らない・やったことのないことばかり…。今までであれば、“そこはお任せしまーす“と一歩引いてたと思うのです。

 けれど、今後の自分のキャリア形成を考えた時に、“植物を扱う遊び・活動のノウハウを誰かに任せるのではなく、自分で出来るようになっていたら、また別のところで活かせるじゃん“と。

 現在、週1で仕事終わりに、キャリアアップ研修を受けているのですが、“学びたい“という意欲があっても、時間が足りないことを感じています。そもそも仕事もあるし、身体の疲れもあるし。

 もし自分で“植物を扱う遊び・活動のノウハウ“を学ぼうと思った時に、どれくらいの時間がかかり、どのくらいの費用がかかるのか。そのように考えた時に、

専門家の方が園に直接やってきて、園に咲いてる植物を使って、目の前で活動を繰り広げてくれる。それを業務時間内に、無料で12回以上体験できる。

 これはもう勉強だよ、講義だよ、絶対に将来に使える場面が来るよと思った瞬間にすごくワクワクしてきたんです。

 園長先生、あざす!!って感じです。笑

 ということで、来年度は子どもたちと同じ気持ちで、植物についてのお勉強や遊びを楽しもうと思います。


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