このままではダメっぽい
生き物を捕まえて虫かごに入れても、それで満足してあとは放って置いてしまう。
虫がいるかもしれない!とタイルをひっくり返して、お目当ての虫が居ようが居米が、タイルはそのまんまの状態。
野菜を植えても、関心があるのはごくわずかの人数で、大半はもしかしたら勝手に育つと思っている。
4月から新しいクラスの担任となり、接してきましたが、上記の姿はほとんど変わらないままです。“どうして関心を持てないんだろう“、“どうして大切に出来ないんだろう“と悩んでましたが、現時点で言えることは、今のクラスの子達はそれが苦手だということです。
彼らはそれらが苦手。これが分かっただけでも大きな手がかりですよね。
苦手なことを無理やりやらせようとして、保育者が求める成果を押し付けようとするのはあまりにも愚かに感じます。
子どもたちに任せることを前提にして上手くいかなかったのなら、保育者がモデルとなって、保育者が主体性を発揮する必要があるということです。先導してもいいんじゃないでしょうか?
“じゃあ子どもの主体性はどこに行くの?“
保育者主導の流れの中に、子どもが主体性を発揮できる場面を設定すればいいじゃないですか。それだって子どもの主体性を尊重すると同義ですよね?
どうやらここまではクラス運営の方法が誤った方向に進んでいたようですが、舵を切り直したいと思います。