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料理の覚え書き|カオマンガイ

2024年10月12日(土)
今日は自分のための覚え書き。
いつもはだいたいでご飯を作っている、毎回レシピを見てそれ通りに作っていると毎日が回らない。

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このだいたいの味付けというやつは私の好みが完全に反映されているので具が少し変わるだけ。タルタルソースを作っても、カルパッチョを作ってもなぜか同じ感じの味。肉じゃがか親子丼かみたいな差しかない。不思議なもんで「私のだいたい味」に落ち着く。

この「私のだいたい味」じゃないものが食べたい時がある、その時に他人様のレシピをお借りすることが多い。

先日パートナーのアドちゃんが絶賛してくれたカオマンガイが出来た。
この時はネットで検索したレシピを参考にしたんだけど、無い調味料もあったし、なんか気分で足したものもあった、しかしこれは運良く絶妙なバランスでとても美味しいものになった。
美味しかった。おそらく本家レシピより美味しく出来てしまったかも知れない程だ。
しかし今後私がこの本家のレシピを忠実に再現することは無いと思われるので本家より美味しいかを確かめる日は来なさそうなのが残念。

その本家をどう崩したのかを書き留めておかないと2度と食べられなくなってしまうので、ここに残しておこうと思う。

元のレシピはこちら

まずスタートから違うのは使った鶏肉が前日に塩で揉んで一晩おいた胸肉。ブライン液にというわけでもないのが私らしいというか、いいかげんなところ。モモ肉を使う時はそのままでいいと思う。

そして、何かで読んだ鶏肉を茹でる前に表面を少し焼くと茹で鶏の生臭さが減るとかいう記憶を頼りに皮面から焼いた。
いらない工程かも知れない。

鶏肉を茹でる用の液を作る、ニンニクはあるがパクチーの根はない、なんならパクチーがない。我が家でなかなか出番の無いコリアンダーパウダーを入れてみる。

なかなか減らない調味料

シーユーカオとかいう調味料も我が家にはない、タイの薄口しょうゆという説明があり、代用に薄口しょうゆと書いてあるが、日本の薄口しょうゆも切らしている。昆布の粉と薄めにしょうゆを入れておくことにする。

たまたまナンプラーが家にあったのが結果的にタイっぽい感じになったんではないだろうか。
それらを入れて鶏肉を茹でた。

レシピではタイ米と書いてあるがタイ米はない。
私はなぜかSNSで見かける鶏肉と米を一緒に炊飯器で炊いているカオマンガイを思いだした。
そもそも我が家には炊飯器がない。
米はいつも鍋で炊いている。
そこで出した答えは鍋で炊く+茹で鶏も乗せちゃえになった。
ここで事前の茹では必要だったのか怪しくなったが、まぁいい。

さて、大事な特製ダレだ。
鶏肉自体は安全に火が入ればだいたい美味しくいただけるものなのでそんなに気にする事はない。タレはそうはいかない。
赤唐辛子、生ということだが生は案の定無い。
乾燥の鷹の爪をぬるま湯でもどしてみじん切りにした。

生姜やニンニクは問題ない。
初めてみる字面が出てきた、タオチオ。
日本の味噌に似たタイの調味料という説明だが、日本の味噌だけで代用できる気がしないので半々で料亭の味と豆板醤を入れてみることにする。

ホットチリソースはいつだったか輸入食品屋で買ったシ ラ チャーとかいうチリソースを入れてみることにする。
裏を見てみたらなんとタイ産ということなのでコレが大当たりだったんじゃないかと思う。

シ ラ チャー(sriracha)ソース 美味しいよ
ほらほら、タイ国と書いてある~

ここで冷蔵庫から使い切りたい長ネギが出てきた。普通に考えて仕上がりにきざみネギとして散らせばいいのだが、私は生のねぎや玉ネギを食べた後の体の中がネギになったんじゃないかというほど消えないにおいが後からつらくなるのが苦手であまり食べたくない。味は好きなので食べれるんだけど、あのネギ関係の生はニンニクよりタチが悪いと思っている。まじで萎える。
しょうがないので、みじん切りにしてしなしなになるまで炒めてこの特製ダレに入れることにした。

この炒めたネギのフライパンにタレの材料を全部入れたところ、日本の味噌のせいか水分が足りなくてタレっぽくない。
そこでワインを足して煮切ってみた。

そして、出来上がった米と鶏肉にこの特製タレをかけて完成なのだけれど、カオマンガイにはパクチーが添えてあるはず。
前述したようにパクチーはないので、三つ葉をきざんで乗せる、あとで調べたら同じセリ科の植物ということであながち間違ったことはしてないんじゃないかと思う。

ここまで書いて思ったが、私がお菓子作りが得意じゃない理由がよくわかる。
今やりたいと思うと代用品でなんとかしようとするところがある。

こんなことしておいて何言ってんだこいつと思うかも知れないけれど私は基本的にレシピはアレンジせずに作るのがおいしく出来上がるという考えを持っている。

だからこそたまたまうまくいったから、また作るときに見直すためにこうして流れを書き留めている。

ところで、上の調味料などの写真はこの記事を書きながら撮って挟んだもの、カオマンガイの出来上がり写真はありません。
まさかnoteを書くとはその時点で思っていなかったので撮っていません。

調味料のついでにキッチンを何ヵ所か撮ったので並べておきます。

20年以上カトラリー入れてるキャンベルスープの缶
スタメンのグラス達
冷たいお茶用の入れ物をハイターで浸け置き
キッチンから見える居間

脱線してしまいましたが、カオマンガイの画像はまた今度作った時にでも撮ることを心に誓って、今日はここまで。

最後までありがとうございました。

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