テクノロジーって素晴らしい
つい先日、「あ、おれってそういえば寝たきり障害者だったわ」って思い出した。逆に言えば、普段は全く意識していないということだ。
きっかけは、病院内Wi-Fiの故障と、ガラケーのバッテリーのパンクが同時に起こったため、手元の情報機器端末が全て使えなくなってしまったことだ。ここではて?なにもすることがないぞ?となってしまった。
そんな状況を心配してくれた看護師さんやヘルパーさんが雑誌やブックレットを持ってきてくれたけど、いかんせんページをめくる動作がきつい。
PSVITAを引っ張りだしてきたが、そこそこの重量があって、ゲーム機を持ちながら両手で操作するのはなかなかきつい。
GooglePlayがあれば、クリック動作ひとつで本が読める。
YouTubeがあれば、メディア再生機器の準備やメディア交換動作をしなくても音楽や映像を楽しめる。
声が出せなくても、Twitterで好きなものが同じ仲間と好きなものについて話ができる。たくさんの仲間と一緒にどすこーい!と叫んだり6000オール!と叫んだりできる。
DaichiくんやRUSYくんのボイパ講座を見れば、従来の口パクに多少音を混じらせることが出来るようになって、意志疎通の効率をあげられる。
noteがあれば自分の思考や感じた思いを発信することができ、そのリアクションを受けとることができる。
おれの病気のことを本気で心配してくれているリアル友人、会社の上司・同僚・後輩にはFacebookで近況を伝えることができる。
そんなこんなで毎日を過ごしていると、自分が寝たきり障害者だって意識する暇なんて本当にない。いい時代に生きているなあと感じたとさ。
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