師は走り、吉右衛門は逝く●日々の泡、●2021-11-30/12-1

火曜日。立憲民主党の、全く話題にならない、マスコミもあまり報じない代表選があり、泉健太が代表に選出される。「君はなぜ」の小川淳也は議員票では二位についたが地方議員の票が少なく決戦投票に残れなかった。小川淳也は論理的に喋ろうとするあまり不明瞭になりがち。泉健太は明快に喋る。

夜になって寝る頃に雨風激しくなり、目醒める頃に警報がいくつか出る嵐となる。

火曜日。12月に入る。朝7時までは嵐。逗子市に土砂災害警戒情報が出て、緊急地震速報のようなアラームがけたたましく鳴り、猫がびっくりして階段を駆け上る。晴れてからカミさんと大船で待ち合わせ。食べ物飲み物を買って帰宅。途中でクリスマスケーキも予約。

カミさん来る前に大船で散歩。嵐で朝の散歩ができなかったので。鎌倉芸術館の方の行くとすっきりと美しい大船があった。ごちゃごちゃではない、大船。

帰宅して昼から数日後の旅のことをカミさんと話しながらワインを飲んだりしていると、中村吉右衛門が亡くなったと速報。7月に倒れてから続報がなかったので気に入ってしていたらやっぱり亡くなったか。77歳。2016年3月末に、鎌倉の段葛リニューアル工事が終わり、お披露目として吉右衛門がお練りし、八幡様で舞を奉納した。この頃はまだ蕎麦打ち職人だったので沿道から吉右衛門の堂々とした姿を見た。新しい歌舞伎座でも芝居を見た。鬼平も忘れられない。合掌。