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新社屋建設現場のイマ|まちと社員の元気をつくる!GOGOプロジェクト
皆さま、こんにちは!
加和太建設 広報の池田です。
今回は、このnoteでも度々触れてきた、加和太建設の新社屋建設プロジェクトの最近の動向についてお伝えいたします。
昨年夏より着工した新社屋建築。9月には地鎮祭も行い、約10か月着々と工事が進んでいます。滅多に経験することができない会社の建て替えということもあり、さまざまな場面で社員を巻き込み、社員みんなで新社屋をつくっていくことを大事にして工事を進めてきました。
社員のみんなで新社屋の基礎に想いを込める|基礎見学会
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基礎が完成した2月には、社員に基礎部分を見学していただきました。建物の重要な部分の1つである基礎ですが、完成後は見えなくなってしまい、「今しか見られない!」ということで現場担当員が企画。1日かけ、複数組に分けて見学会は開催されました。
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普段の完成現場見学会も、新たな学びや知らなかったことが多くとても面白いのですが、今回は自分たちが使う社屋ということもあり、より興味が湧いてきます。
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今まで社屋があった場所が更地になり、さらには基礎も出来上がり
ついに形ができていくんだ…。と工事の進捗を実感しました。
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基礎に何かを書く機会は多くありません。
「本当に書いちゃっていいのかな…。」
と最初は戸惑う方もいましたが皆さん素敵な想いを記していただきました。自社施工だからこそ、こうした素敵な企画を社員にも体感していただける貴重な機会です。
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日頃、新社屋建設現場の様子は、社内向けに発信をしていましたが、今回の見学会は、直接現場の様子を感じてもらうことができました。現場から離れて働く社員も含め、全員で社屋をつくってまいります!
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建築部だけじゃない!部門を越えて打設に挑む|2階スラブ打設
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新社屋の基礎を構成するコンクリート。そのコンクリートを建物の形に成形していく上で非常に重要な打設作業(枠の中に生コンクリートを流し込み建物の基礎をつくる作業のこと)が6月に行われました。
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打設作業を行う際は「打設応援」と呼ばれる、他の現場から作業員を招集します。今回も、打設応援を招集しましたが、いつもと大きく違う点が、部署を越えた打設応援があったことです。建築部だけでなく、土木部、営業部のメンバーも1つになって打設作業を行います。
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打設する直前の現場は、足場になるものを取り払い鉄筋の上をずっと歩いて作業をします。想像以上に足に負担がかかり、現場員の大変さを身をもって感じます。
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生コンクリートを流し込むホース状のものを、大きな重機で2階部分まで持ち上げます。間近で見るとスケールの大きさをより体感できました。
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いよいよ生コンクリートを流し込みます。生コンクリートはただ流すだけでは均一に広がらないため、バイブレーターと呼ばれる棒状の機械を用いて、振動を加えることでだんだんと広がっていきます。
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生コンクリートが固まってしまう前に振動を加え広げていきますが、振動を加えすぎも禁物だそうです。こうした塩梅の部分も建設業が経験工学と呼ばれる所以の1つです。
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私も少しだけですが、バイブレーターを握らせていただきお手伝いしました。なかなか思ったところに生コンクリートは広がらないし、振動が手にも伝わり、段々力が入らなくなってきます。改めて現場作業の大変さを実感しました。
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2層に分けて打設を行い、最後は綺麗に均していきます。足跡やバイブレータの跡が多く残った生コンクリートがこんなにも綺麗に均され協力業者の皆さまの技を感じます。
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まさに目の前で作業が行われている様子を取材しましたが、1番印象に残っていることは、メリハリです。
協力業者含め、こだわる点や何かを測る際には一切の妥協はなく、作業に対するプライドを感じました。しかし、要求ばかりのピリピリした雰囲気ではなく、笑顔も溢れながら作業している皆さんの姿が非常に印象的でした。
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いかがでしたでしょうか。今回は社内の基礎見学会、2階スラブ打設の様子をお伝えいたしました。いよいよ建物の形が見えてきて、新社屋が建つことへの実感が湧いてきます。引き続き、新社屋建設現場の様子をお届けいたしますので、ぜひお楽しみに!
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