伐採ショーと現場員の解説で森林環境を知る!世界に1つだけの時計をつくる授業を開催
皆さま、こんにちは!
加和太建設 広報担当の池田七瀬です
本日は7月6日(水)に沼津市立沢田小学校にて行われた「世界に1つだけの時計をつくる授業」の様子をお伝えします。本授業は、沢田小学校5年生63人を対象に総合的な学習の授業の一環として行われ、近隣で伐採工事を担当する現場員が、地域の子どもたちに環境への理解を深めるとともに、土木工事に興味を持ってほしいという思いから企画、開催されました。
今回のイベントでは、メインである世界に1つだけの時計をつくるだけでなく、協力業者様を巻き込んでの伐採ショー、伐採についての座学学習を企画いたしました。
なぜ伐採をするのか?伐採材の活かされ方を学ぶ座学学習
座学では、伐採の必要性を伝えました。伐採と聞くと、木を切って森林破壊につながるのではないか?と思われがちですが、実はより強い木を育て、森林育成をするために必要な作業です。植えて、育てて、伐ってつかう循環の大切さを学んでいただきました。
伐採材も木の部位によって利用方法が異なるそうです。大きく太い幹の部分は主に建築資材として利用され、枝葉や根株などは、製紙用パルプの原材料になったり、木質バイオマスとして使用されたりします。
また、現場でご協力いただいているまるいチップ工業様に、お仕事のやりがいについてお話いただきました。工事だけでなく、そこに携わる人々の想いをお伝えすることで、児童の皆さんにとってより深い仕事理解につながったと思います。
実際に見て体感する、伐採材の切断ショー
実際に伐採現場で切られているサイズと同じ丸太を用意して、伐採材の切断ショーを行いました。大きく、太い丸太を見て「でっか!」と驚く児童の皆さんも。
実際に切られた伐採材を見ながら、まるいチップ工業様に切り方の解説をしていただきました。あらかじめ切り込みを入れることで、倒れる方向をコントロールしていると言います。一見、伐っているだけの作業に見えても、そこにはたくさんの技術が詰まっていました。こうした技が土木の現場にはたくさん存在しています。
伐採材を使って、世界に1つだけの時計をつくる
最後はお待ちかねの時計づくりです。
時計の文字板には、伐採材を使います。1つとして同じものがなく、それぞれに色や木目、大きさが全く違います。児童の皆さんは、自分の好みを見つけようと必死に吟味していました。
お気に入りの文字板に、自分好みのデザインを施します。ビーズで装飾したり、ペンで絵を描いたり、思い思いのデザインが出来上がってきました。
デザインを施した後は、時計の針をつけて完成です!難しい作業は社員が手伝い、一緒に世界に1つだけの時計をつくり上げました。最後に、児童の皆さんと記念撮影をさせていただきました。
児童の皆さん、それぞれのデザインを施した時計を自慢してくれました。
最後に
いかがでしたでしょうか、今回は小学校の授業の一環として、児童の皆さんに環境を学べる企画を行いました。この授業をきっかけにより深い環境への理解と、土木工事に興味を持っていただけたら幸いです。
弊社では、引き続きこうした地域貢献活動を続けてまいります。
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