日本遺産No.3 加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡-人、技、心-
加賀前田家ゆかりのまち高岡。
「日本遺産」に興味を持ったきっかけに近い事例です。
そのためテンション高めでお送りします!
すけです!
よろしくお願いします!
日本遺産事例の概要と事例の中のイチオシを紹介しています✨
すけの勘違いと学び
事例紹介にあたりすけが知ったことがあるのです。
それは、「加賀国(現在の石川県南部)と加賀藩(加賀前田)の領地はイコールではない✖」こと。
加賀藩の領地には加賀国だけではなく、能登国(現在の石川県北部)、越中国(現在の富山県)の大部分が入ります(1600年ごろ)。そのため、高岡のまちは加賀前田家の領地だったまちです。
これを知らなかったために、「加賀前田」と「富山県高岡市」の繋がりの強さを想像できず、「参勤交代で通っていたのかな?」と考えてしまっていました🙇
すけと同じ轍を踏まぬよう、お気を付けください。
概要紹介
No.3 加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡-人、技、心-
この物語は、「高岡のまち」における主に江戸時代初期から今に続く歴史辿る物語になっています。
時間軸で語られる物語は、現地に行く際には当時との繋がりを強く感じられるのではないでしょうか。
加賀前田家による高岡城築城から始まる「高岡」の物語は、高岡城が廃城になるも苦難を乗り越え、「加賀藩の台所」として繁栄しました。
構成文化財
①高岡城跡
建築当初(17世紀初頭)の縄張りが廃城後の今も残る城跡。近世の政治・軍事状況及び築城技術を知ることが出来る。国指定史跡になっている。
②前田利長(加賀前田家2代当主)に関する施設(菩提寺、墓、書物、祭)
前田利長は高岡城を築き、高岡に金屋町を設けることで城下町としての繁栄を図った人物。3代目当主利常によってつくられた菩提寺「瑞龍寺」は壮大で国宝に指定されている。
③御車山祭(みくるまやままつり)
金屋町として栄えた高岡の金工・漆工技術を集結してつくられた山車(高岡御車山)を用いた盛大な行事。国の重要有形民俗文化財・重要無形民俗文化財の両方に指定されている。(日本国内5事例内の1つ)
④重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に登録された3つの地区
高岡御車山を所有・継承する「山町」。装飾品や美術工芸品として銅鋳物を作った「金屋町」。加賀藩直営の米蔵のあった「吉久」。この3地区。
⑤金屋町や商人町の名残を残す施設
など計38が構成文化財として登録されています。
↑文化庁による詳細ページです。参考にしました。
すけのイチオシ
関心の高さから、できるなら沢山まわってみたい。
しかし、イチオシです。そのため絞ります。
すけがイチオシするのは、
国宝である「瑞龍寺」と3つの重伝建に指定された地区です。
「瑞龍寺」
選ぶ理由は、国宝であるからです🙇
「指定されている分類が理由かい」
そんな声が今にも聞こえそうでビクビクしています🥶
それだけではないのです🙇♂️
私のいる長野県上田地域の日本遺産事例にも、国宝に指定されている文化財「安楽寺八角三重塔」があります。
イチオシするならその国宝と決めているのです。
同じことが「瑞龍寺」でも起こると考え、イチオシします。
「3つの重伝建」
選ぶ理由は、それぞれの地区の特性を比べてみることで、「何か発見があるのでは?」と思うからです。
私はひと夏に19種のソフトクリームを食べ比べました。だからこそ気づいた違いがあり、「3つの重伝建」の比較に可能性を感じています。
↑ソフトクリーム巡りに関する記事
↑記事のライターをした友人。長野県の77市町村をひとつずつ記事にしてnoteに投稿する挑戦をはじめました✨
以上が
Story No.3
「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡-人、技、心-」
「概要紹介」と「すけのイチオシ」です。