七月十二日 お土産
昨日はマルジナリア書店さんの帰りに、ペット用品店に寄って、たぬちゃんにおもちゃとおやつ、あと爪研ぎを買った。帰って見せたら興味津々。きっとまたすぐに飽きてしまうのだろうけど、
「お母さん! これなに?」
と言わんばかりに、袋に鼻っ面を突っ込んで興奮している姿は、見ているだけで幸せだ。
帰ってしばらくすると、外は土砂降り。これはチャンスと風呂を沸かす。雨の日に湯船に浸かると、不思議なことに精神がほぐれる。
お風呂の中にiPadを持ち込み、アマプラの海外ドラマ『Solos』を視聴。もう一人の自分と対話する必要は? 未来へタイムトラベルをしようと試みたが、未来の自分は来るなと言う。その理由、そしてタイムトラベルを望む理由。哲学的でなにかの合間に見るには良い作品。頭がほぐれる。
二話だけ見たが、さまざまな愛の形がテーマとなっていた。
愛は死のように強い
昨日買った『100語でわかる旧約聖書』に書いてあった言葉。「死よりも強い」じゃないところが、胸を打つ。愛は恋愛だけでなく、家族や尊崇する相手にも芽生える。
恋愛の愛は独りよがりだと、この世で最も醜いものになってしまう。件の映画館の彼は、どうやら彼女が出来て幸せらしい。いかんな、私、醜いな。醜いままだと、仕事も夢もなにもかも悪い方向へ転げ落ちてしまいそう。前を向こう。