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本を読み続けた先に、どんな景色が見えるのか知りたい

最近、読書が好きという個性をもっと大事にしていこうと思い、できるだけ本を読むようにしています。

SNSで情報収集していると、読んでみたい本がたくさん流れてきます。
忘れないようにブクログに登録していきますが、あきらかに読むペースより登録するペースのほうがはやい。

読む時間が足りない。
いつもそう思います。

しばらく本から遠ざかっていた時期を悔やむときもあります。
コツコツ読んでいたら、もう50冊くらいは読めていたはず、なんて想像します。

人生の中で、どれだけの本を読めるのか。
たくさん本を読んだ先の自分の頭の中はどんなふうになるのか。
そんなことが気になります。

わたしは読んだ本の内容を忘れてしまうことが多いのですが、たぶん忘れていても、それは自分の中に蓄積されていると思うのです。

いつも、一冊の本から学べることや得るものは、ひとつかふたつあればいい方だ、という気持ちで読んでいます。

一冊の本から得るものが、たとえばティッシュくらいの厚みの薄っぺらいふわりとしたものであったとしても、それが幾重にも積み重なればそれなりの厚さになるように、得たものは確実に、着実に自分の中にたまっていくと思うのです。

そうやって厚みの増していった自分の人間性や頭の中が、最終的にどうなるのか。
それが楽しみだなぁと思います。

もちろん、たくさん本を読むのがえらいわけではなく、たくさん読んだからといっていい人間になったり頭が良くなるわけではありません。

数をたくさん読むだけよりも、大事な一冊で学んだことを丁寧に実践していくほうが、より学びが深い場合も多いです。

それでも、たくさん本を読んで、自分の知らないことや違う価値観にたくさん触れる体験が積み重なった先にどんな景色があるのか、たのしみなんです。

それが、わたしが本を読み続ける理由のひとつです。

あまり急がず、でもできるだけたくさんの本に触れられたらいいなと思います。

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