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【読書記録】人生は攻略できる/橘玲

人生の攻略法とは、、、

人生100年時代となり、人生の攻略法・ルールが変わってきたことは、著者のいくつもの書籍で述べられてきた。

攻略法を3つの資本(人的資本・金融資本・社会資本)の面から考察している。

■お金

お金のゴールは単純で、
誰にも依存しないで生きていけるのに十分な資産を持つこと。
過去の著書でも幾度となく繰り返されてきた。

■仕事

可能性は無限大だが、年齢とともに減っていく。裏を返せば、年齢を重ねるとともに、何かの専門家になることである。

好きなことのみ、圧倒的努力(=夢中)ができる。
(努力は夢中に勝てない。)
それを探し続けることが大事で、それが何かということは、無意識の自分がわかっている。

そこから導かれる、人的資本の最適解は、
『好きなこと、得意なことを仕事にする。』というごく当たり前の答えとなる。
格言として、『スピリチュアル(無意識)が拒否することで妥協するな』
という一文は自己へのリマインドとして、ここに記しておく。

ジョブスの話では、
本当にやりたいことは不思議と自分でもすぐわかる。
という。

仕事には向いているものと向いていないものがある。
向いているものの中で、何を選ぶかは偶然に決まる。
それを一生懸命やっているうちに好きになって、天職となる。という。

前提として向いていないもので我慢しないこと。
『スピリチュアル(無意識)が拒否することで妥協するな』

トライ&エラーを繰り返し、試行回数を増やすこと。

クリエイティブクラスとバックオフィス
クリエイティブクラスのみ生き残る。
バックオフィスのライバルは多く(AI、移民など)未来は厳しい。

クリエイティブまたは、スペシャリストとして、生き残るのが理想形。


■伽藍とバザール


伽藍は、閉ざされた空間(ネガティブゲーム) 
最適戦略は、リスクを取らず目立たないこと。

バザールは、開かれた空間(ポジティブゲーム)
最適戦略は、大胆なことをして一発当てる。
できるだけたくさんの良い評判を集めること。

日本社会は伽藍で失敗が許されない社会。(学校、会社)

日本はスペシャリストとバックオフィスが混在している。
見分け方は、定年後も続けられるかどうか。

そして、スペシャリストとして、バザールの世界へ出ること。

世界には働きながら世界を旅する若者がたくさんいる。

■感想

重要なことは、

  • いろいろ手を出してみる。(試行回数を増やし、トライ&エラーを繰り返す。)

  • スペシャリスト(フリーエージェント)になること。(=伽藍からバザールの世界へ出ること。





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