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未来の働き方を考えよう/ちきりん
働き方の選択肢が増えてきている、どんな経緯でそうなったのか、またどのような選択肢が存在するのかを紹介している本書。
■ファクト
延びる定年←年金受給開始年齢の引き上げ←人口減少
変わる家族の形←日本市場の消費が減る←人口減少
※事実と意見を見分ける
ある情報を見聞きした時に、『それは誰の主観の意見で、それは事実であるか』考える癖をつける。
誰かの主観的意見を事実であると思い込まないこと。
■革命(パワーシフト)
革命とは、、、パワーを持つ層の交代
1.大組織から個人へ IT革命
2.先進国から新興国へ グローバル化
3.ストックからフローへ 人生の長期化
これまでは、ストックしてあるモノ、(貯金、肩書きなど)を蓄積する事が大切とされた。(それで乗り切れた)
ここからは、人生100年時代×変化の高速化により、同じ事ができなくなる可能性が大きい。
なんからの価値を生み出し続ける「フロー」の方が重要度が上がっている。
ここから、3つの道を私たちは選択することになる。
■働き方の選び直し
選択肢
1.リスクを取り、エネルギーをかけて勝ち組を目指して戦う (グローバル化の中での戦い)
2.世の中のあるべき論から降りる(→新たな解を見つける)
3.何も変えない
40代になると仕事のしくみやや得意不得意などを理解していて、自分にとって良い選択をできる可能性が高いとのこと。
■オリジナル人生
1.手に入れたい人生を明確化
どこに誰と住んで、何時に起きて、どんなことをして毎日を過ごしたいのか。
→『手に入れたい生活イメージが具体的に想像できるか』
2.5つのシナリオを考える
3.市場で稼ぐという事
■まとめ
ストックからフローという点は、流動性を持って生きること、いつでもピボットできる可能性を残しながら生きる事の重要性を説いているように感じた。
本書の中の、常識もグローバル化するという点は、橘玲氏の本にも書いてあり、ここは共通点であった。今の私たちの常識は過去、未来、他国の非常識である事は心に留めたい。
目標の明確化は、いろいろな本で描かれているが、目標を『普段の生活イメージで描けるようにする』という点が新たな視点であった。
→TODO:考えてみよう。
朝起きてから寝るまでどのように過ごせたら自分は幸せに感じるのか。