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「海と山のオムレツ」南イタリア料理の描写がすごい!
#海と山のオムレツ は、南イタリアのご馳走が沢山出てくる。夕方にかけて読んでいたら、とてもとてもお腹が空いてきた。この小説の料理の描写は凄まじい。
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南イタリアの村に生まれた主人公が、食べ物の記憶と共に大人になり、イタリアとドイツを行き来しながら幸せを噛み締め成長する。
イタリアというより、オスマン帝国から逃れたアルバニアの人たちが住み着く村であり、言語はイタリア語ではなく、アルバッシュ語を使うという。知らなかった。
食べ物、言語、地域、作者の幼少期からのルーツがこの本に詰まっている。
#南仏プロヴァンスの12ヶ月 と似たような思いになる。やはり南とつく地域には憧れがある。
作者の祖母が歌っていた歌はアルバッシュ語なので書き取れない。それに身震いがして、録音することにしたそうだ。消えゆく言語とならないように。文字として書き起こせない言語がある。
16歳でやっと読書始めて、その後作家になるなんてすごい。6歳からやっとイタリア語を習って、その後、イタリア語の先生になるなんて。他の作品も読んでみたい。
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