夜の過ごし方を変え始めている
夜空をゆっくり見上げるのはどのくらいぶりだろうか。
田舎は星がキレイだ。それしか取り柄がないくらいに思いながら星空を見上げる。
夫を迎えに行く日は、車から降りるとほぼ空を見上げる。でも一瞬。
10年ちょっと前は、息子が少し離れた科学館に、宇宙を知るというコースに通って楽しんでいた。当時は宇宙への好奇心が多少はあったみたいで、家族でよく空を見上げた。
ISS(国際宇宙ステーション)が通り過ぎるのを最近noterさんのつぶやきでや記事で、私も久しぶりに思い立ってその時間に空を見上げた。
よく見えるはずの田舎の空だけど、見えるはずの方角には雲がもくもくと出ていた。
残念。
翌日こそと思ったけど、今度は空全体に雲。
朝のルーティンとか、朝活とかあるけど、夜の過ごし方を考えている。
割とダラダラ過ごしちゃって。それも悪くはないのかもしれないけど、最近寝るまでにやらなきゃとか、やりたいことが増えてきた。ダラダラ過ごした後に「さあ寝ようか」と準備を始めると、時間がかかって遅くなっちゃう。
別のnoterさんが「ジャーナリングが良い」と書いていたのを読んだ。
ジャーナリングとは、頭にあることをありのままに書くことだそうだ。
熱心に日記を書いていた中学生から大学生のころ。私にとって日記って、いつもその時に思っていることを書いていて、どうやらそれを最近ジャーナリングと呼ぶらしい。
当時、日々の記録をマメに書いている人の日記を見せてもらって驚いたことがある。「もしかしてそっちを‘日記’と呼ぶのでは」と衝撃を受けた。そして私のは何なのだと自分の書いているものに戸惑いを覚えたものだった。
それがきっかけなわけではなかったけど、その後なんとなくやめてしまった。でも習慣にしていた頃を思えば、「ジャーナリング」は書きやすいはず。
思考をめぐらすのが好きな私にはきっとピッタリの作業。改めて書くことあるのかなとノートに向かう。
ところが書き始めるとたくさんあった。引くほど。ここにも書けない自分の心情。友達にも聞いてもらうにはしつこいだろうと遠慮してしまうような私の気持ち。ちょっとした愚痴や心にあるものが多い!
書く時間を設けるようにしている。
歯を磨くのに時間をかけるようになった。前は朝の方がていねいに磨いていた。夜の方が大事ってわかってはいても、どうも気が急いてしまって大ざっぱになってしまっていた。でも年齢のせいなのか歯を大切にしなければの思いが強くなり、夜に時間をかける。
歯をていねいにゆっくり磨く時間を設けている。
膝を7~8年前にいためてから、ごまかしごまかし暮らしていたけど、全然良くならなかったので、ここ1年ほどストレッチとごく軽い筋トレを続けている。続けていると痛みが減ってきて、以前より歩く時間が増えてきた。
膝のストレッチと軽~い筋トレをする時間を設けている。
更年期に入ってから遅く眠ると翌朝の倦怠感が強すぎる。夜中に一回は、もうこのまま起き上がろうかと思うくらいにスッキリ目覚めてしまい、1時間後くらいにまた眠って寝坊してしまうこともある。元々早起きは苦手で、今も年齢の割に早く起きれないにしても。起き抜けの強い倦怠感には参っている。なので少しでも軽減するべく以前よりは早く横になるようにしている。
そうやって早めに横になるように心がけている上に、やりたいことが増えたので、以前費やしていた夜のパソコン時間を極力減らす。
興奮しちゃうような大好きな映画やドラマ、アニメなどのコンテンツは夜に観ない。
漫然とテレビの前にいる時間を減らす。
時間を作るようにすると、以前より時間に余裕ができたのだ。
そんな時に夜空なんか見上げていると、見る前に想像していた以上に心が落ち着いた。
夜空は広くて静かで、何も言ってこないのに、たくさんの細かな光がまたたいてこちらを見つめている。月はじっとそこにいる。
それらを私は受け取り、夜空と見つめ合う。
ISSがそこを通り過ぎる日が近いうちに来るだろう。
夜が少し楽しみなのだ。