秋が好きだし少し元気になってきた
あーサツマイモのラテを頼んじゃった。飲んじゃった。甘かったな。ほんのりサツマイモが香ってめっちゃ美味しかった。「ほっこりOIMOラテ」って言うんですって。
今は調べたら「和栗モンブランラテ」って出ている。わあ飲みたいなあ。甘そうだなあ。
……。
飲みたいなあ。
note書き始めてから、秋が好きな人が意外と多いと知ってうれしかった。アナタも? へえそうなんだ。私も大好き。秋が好きな人って多いのかも。
今のように暑すぎる夏になる前から、夏はあまり好きじゃなかった。夏休みが長いのはうれしかったけど、そんなの20歳くらいまででしょ。と思えるのは、卒業してから30年ほど経っているからだ。こっちの生活の方が長い。夏休みなんてないようなものになると、夏が好きな理由がなくなってしまった。プールで遊ぶわけでもなし。年々、汗のベッタリまとわりつく感覚は増すし、エアコンは昔より断然苦手になってくる。
秋が好きな理由はたくさんある。目にうつる物、着る物、持つ物にたくさんの色が入っても暑苦しくない。昔は茶色なんて好きじゃなかったのに、緑や青と合わせると温かみを感じられて良いなと思う。茶色って栗みたいだし。美味しそう。
紅葉も高く澄んだ空とのコントラストが美しくて無駄なほど写真をたくさん撮ってしまう。
少し感傷的にもなるけれど、そんな気持ちを、涼しく澄んだ空気が洗い流してくれるよう。
誕生日だってある。特に祝われたい! ってわけでもないけれど、それを理由に夫とちょこっと外食しちゃう。高い物なんかじゃないけれど、「プレゼントにこれほしい!」と言えちゃう。楽しい。
クリスマスが近くなってくると、赤や緑の飾りつけや色とりどりの電飾が胸をいっぱいにしてくれる。ケーキ屋で働いた思い出が毎年飽きることなくよみがえり、可愛いホリデーカードに手が伸びる。私にとって年賀状は義務で重荷だったので先生と親戚以外はやめて、ホリデーカード。「今年は誰に書こうかな」とカード選びの段階でワクワクする。その人に合った雰囲気のカードを選ぶ。
でも夫や息子はどうやらちがうようだ。
以前から夫は「秋はセンチメンタルになっちゃって苦手」と言っていた。
へえ。オットが? センチメンタル?? と想像つかない。日々接していてそのように感じたこともなかった。ご両親との苦い思い出の数々も夏休みのことだと聞いている。
なんで? と聞くけど、「ハッキリした理由はない」と言う。
今年は息子が初めて「僕は11月や12月になると気分的に調子悪くなる」と話してくれた。自分の父親が、秋苦手って知らないはずだけど、毎年なんですって。
なんで? と聞いたら「多分、日照時間に関係あると思う」と言う。夫がそうだそうだと盛り上がっている。
ええー。2人ともそんなタイプなの?
普段は私の方がホルモンに振り回されている。そもそもそれに通じる自律神経の調整が下手で、季節や気温、気圧の変化に弱い。すぐ疲れるしすぐメニエール起こすしすぐエネルギー切れを起こすしすぐ落ち込む。でも秋はわりと毎年元気なのよ。
そりゃ落ちこんだりイヤな気持ちになることはあるし、今が決して良い状態なわけではないけれど。
気になっていたお腹の検査を終えて、少しずつ元気になってきたし、イヤな気持ちもあれやこれから仕方ないなと割り切れるようになってはきた。まだまだ復調とは言いがたいけど。でもまあ兆しは見えてきているのよ。
全体的には夫や息子とは気分が逆転する季節のようだから、私が二人に元気になってもらうように、ちょこちょこ声をかけよう。
ほっこりOIMOラテから約2週間後。
美味しかった!!
あとスプーンもらいに行けばよかった!
読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。