人の存在がありがたいと思う時間～ちょっとメニエールだった～

　久しぶりにメニエールがやってきた。
　グルグル回り始めて「あっ。来た」とつぶやきながら、右側を下にして横になる。
　目をつぶって眼振を感じるけど、ひどくはないことに感謝しながら、薬をのみに立ち上がる。どうにかまっすぐ歩ける。よしよし。ひどくなり過ぎないうちに横になって良かった。

　夫が出張から戻ってきた。

　帰宅する予定だった日の前日はシステム障害で飛行機が飛ばず、夫は「どうなるのかなあ」と思いながら自分の乗るはずの飛行機をチェックしていたようだった。でも「キャンセルされました」と連絡が来たみたい。
　慌てて取った飛行機は乗り継ぎも変わり、その分泊まる場所がなくて空港で過ごしたようだった。
　一緒に泊まっていた学生さんは別の飛行機で帰り、上野駅で待ち合わせたそうで。
　二人で最寄りの駅に表れた時はホッとした。

　風邪をひいてしまっていた夫だったのでうつったのかな。よくわからないけど迎えに行った夜から喉が痛くなってしまった。早く寝るよう気をつけて悪化し過ぎなかったものの、メニエールが出た。
　早めに気づいて横になり薬ものんだためか、午後には起き上がれるようになった。

　コメントの返信や、読みたかったnoteに取りかかる。 

　ありがたいなー。私にとってnoteは身体がしんどい時にも、楽しみとして取り組める。メニエール真っ最中は無理でも、ようやく起き上がれるようになるくらいでは、できることは限られているものだから。
　ただ長文を書いたり、どんどん良いペースで読んだりはとても疲れてしまってできない。今も。身体の声を聞きながら少しずつ。

　日々の生活にしても、ネットの中にしても、人の言葉を感じ、自分の言葉を表現する時が持てるのはありがたい。
　改めてしみじみつながりを思う昨日の午後だった。