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冬の散歩の風景と、noteや文の振り返り

 秋には真っ赤に染まる木が、その後赤い葉をドッと落とし、今は代わりに雪をまとわせている。

 12月は移動の疲れなどあって元気いっぱいというわけにはいかなかったけど、体調は徐々に良くなってきた。

 いつものウォーキングコースとは別に時々散歩するコースがあって、そこでシジュウカラと似ているようでちょっとちがった鳴き声がした。不思議に思って見上げると、シジュウカラ特有の黒いネクタイが……見えない。それに小さい。
 コガラ? と、のぞきこむ。
 それほど見慣れない姿にしばらく木の前で立ち尽くしていたら、「なんか尾が長い……」「……! 羽の辺りにピンクが見える」エナガだ!! エナガだった!!
 たくさんいた! かわいい~。

 年末だけど幸先良いなあ。

 いつものウォーキングコースでは、冬の大好きな風景の一つを。

雪つり

 木の枝が折れないように支えられているはずなのだけど、木がそれでしゃんと背筋を伸ばしている気がする。職人技も感じられて、とても好きな風景。

 今年のnoteを振り返っていた。
 毎年、自分にとってこれぞと思う一本を決めるハスつかさんの企画に、今年は参加できなかった。

 参加したい気持ちは例年通りにあったのだけど、今年はどうしても一本を決められない。皆さんも苦労しながら決めているのはわかる。何かしら自分でルールを決めて「この一本を推そう」と割り切らないと決められないのは毎年そうだしわかっている。
 でも今年は、ざっと振り返った時に「この記事も、この記事も好き」と自分で思うものが多すぎた。
 題材もタイトルもそれほどキャッチ―でもなければ、文章力だってまだまだだってわかっている。だけど今年はnote始めた5~6年前の記事がつたないと、初めてイヤになるほど実感した。つまり今の私の文は、これでも少し良くなったんじゃないかしら。

 あと、気持ちの入った記事が多かった。息子のこと。自分の子育てを反省したり見つめ直したりしたこと × 何度も。何度も。札幌に掃除に行った帰りに降りそびれてドタバタ。県内へのドライブ。MCUドラマ「アガサ・オール・アロング」がめちゃくちゃ好きだった。「ゴールデンカムイ」にハマった。「ラヴィットロック」が一生の思い出になりそう。
 どれも気持ちが入っていて、どれもスッキリ満足できるくらい書くには書いた。どうしても一つを決められなかった。

 上げるペースは全体的には少し落ちた。2~3日に一回上げていたのが、3日に一回程度が平均になった。
 反響のあるもの、ないものに関わらず、自分で満足しているので、読み返す時に楽しい。それでも時々「なんで段々こんなことになったんだ……」「なにが言いたいんだ……」と、謎な文もある。

 今年は1000記事を超えたし、300週連続更新も果たした。

 本当はこれを「今年の一本」にしたかったのだけど、読み返すと何が書きたいのか、気持ちがあちらこちらに迷走していてガッカリしちゃった。
 心のままに書いた文も今年は多かった。

 300週連続だの1000記事だの書いているけど、数字にはほとんどこだわっていない。noteに祝われるとうれしいし、目安にはなる。週の連続だってなんとなく絶やしたくなくなって、それはくじけそうな気持ちを励ましてくれている。盛大に「おお。すごいぞ私!」な気持ちを出しても良いけど、もっとすごい数字を重ねている人たちがたくさんおられるからね。そういうのを見ると、これからもきっと楽しめるぞ、続けようと思える。

 まだまだ私の書く文がどうすれば良くなるのかを自分で求め、人のやり方も参考に、探りながら、それを楽しみたい。

 文に関して言えば、今年始めたジャーナリングがとても良い。
 自分で何を考えているかなんてよくわかっているはずだから、あえて書くことなんてあるのかなと始めは思っていた。
 でも日々頭にあることを書き出すだけで、気分が軽くなる。私の場合は、寝る前に書くのが一番良いみたい。できればお風呂前。
 お風呂でぼんやりしようとすると、頭の中がうるさくて落ち着かないので、一度全部書いて少しの間でもカラッポにしたい。そうするとハッキリした考えでもないものがぼんやり浮かぶくらいで、お風呂がいっそう心地よく感じる。

 更年期症状の一つらしいけど、悪夢を夜な夜な見る。起きてげんなりするのが日常的。でも日常であっても全然慣れない。1年以上そんな日々だったけど、ジャーナリングをした夜はそれが少し緩和される気がするので、できるだけペンを握って、書く。

 noteもまだまだ楽しみたいなあ。これからどんな風にしていきたいとかの強い思いがないのだけど。誰かにとっては何でもない内容でも、つい読めてしまうような文を書けるようになれるとなあ。でもまずは自分が楽しく書きたい。心折れてもほそぼそと続けていけたら良いな。


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かわせみ かせみ
読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。