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かわなべひろき
2022年12月1日 12:35
絵を見て、何かを感じたり、忘れていた記憶が蘇ることがある。「ああそう言えば、子供の頃に遊んだ空き地があったなあ」とか、その後で当時の友達やその時の季節や天気、街の匂いなんかも思い出したりする。そのスイッチみたいな役割が、絵に限らず音楽や詩などの作品にはある。僕の絵を見て、だれかが「懐かしい」と感想をくれることがある。そういうのって、理屈抜きに「いいな」ってなる。嬉しい。その人の中にある
2022年12月3日 11:04
1年くらい前、駅ビルの中にある服屋の店先で、とある展示があった。知的にハンデのある方が入居している施設の入居者さんのもので、それがとてもよかったのでここに記しておこう。どんな展示だったかと言うと、手のひらに乗るくらいのほとんど同じサイズ、そしてほとんど同じような形の車の粘土細工が、展示スペースであるテーブル一面に、ダーーーっと並べられていた。数にして3桁は余裕であったと思う。同じような
2022年12月7日 16:53
ほとんど毎日のように絵の新作をネットに上げているとたまに「よくそんなにぽんぽん新作描けますね」と言われることがある。そういう人の中には、絵を描こうとするんだけどいいモチーフが思い浮かばない、構図を決められない、着彩がうまくいかない、などとにかく描けないあるいは、描いても仕上げられないとかいろんな人がいるのかもしれない。僕は絵はうまくないけど、「ぽんぽん新作を描くこと」は割とうまいほうかもし
2022年12月15日 19:35
僕は毎朝絵を描いているんだけど、描き上がったらすぐ嫁さんに見せる。「ほら、今日の絵見てよ。こんなん描けたよ。」すると、僕の嫁さんは嘘がつけない正直な人で、「いいね」と言ってくれる日もあれば、逆に「うーん」と微妙な表情をたたえて「もっと、こうすればよかったんじゃない?」と、言ってくれることもある。こんな、やりとりを繰り返してて思うのが、ダメ出しって、マジでテンション下がるなあってこと。