弟と雑談〜『ナミビアの砂漠』と僕ら〜
弟は今鳥取にいる。
帰省は年に2,3回程度なので、今となっては弟と会う時間は貴重だと思っている。
その貴重な時間でいつも映画を観に行く。
貴重だからこそ観に行きたい。
2人で観る映画は面白い。
お互いに意見を言う時間がいい。
今回の『ナミビアの砂漠』は僕たちに刺さりすぎた。
僕たちにとってのリアルがそこにはあった。
虚無感と爆発力、僕たちの心の中にもそれはずんと居座っていた。
そんな気分で話し始めた言葉は情報社会への欺瞞へと辿り着き、目の前にある黒い板に嫌悪感さえ感じた。