友人におすすめされたものを味わうことでもたらされる刺激と旨味
私には友人がいる。2人。
貴重すぎる人脈。
貴重すぎてもはや蜘蛛の糸。
とまでは言わないが、なんとなくでも繋がってることに感謝している。
そんな友人の一人におすすめされたものを味わってみた。
「ラブライブ!」シリーズ
「ラブライブ!」シリーズが好きらしい。
私は全く知らない。
今回、ライブチケットを手に入れるために爆買いしたCDたちをもらったので、それを真摯に聞いてみた。
…いいね。
ノれる。
特に「マハラジャンボリー」という曲。
曲名からしてエネルギッシュで楽しそう。
軽快なドラムスから、インドの民族音楽のようなギターのリフが鳴り響くイントロ。
世界観を感じさせるデュエットの歌声。
ビートスイッチのタイミングもいい。
コンポーザーはサクマリョウ。なんか聞いたことあるような無いような。
いろいろ調べてると、「ラブライブ!」シリーズのコンポーザーは今の時代を第一線で走ってる方が多い。様々なアイドルグループやアニメ、ボーカロイドなどの曲を作っているし、今となっては大人気となったAdoの曲を制作している人もいる。すげー。
正直、アイドルグループの曲は好んで聞かない。
なぜなら安直でビジネスライクに感じるから。
でも、一曲一曲にテーマと世界観を設定し、キャッチーでありながらもディテールにこだわった曲作りには感服する。
アイドルの曲たちの底知れなさと、その味わい深さを思い知った。
「Feel Alive」と「Go Our Way!」という曲も素晴らしかった。
可愛らしさとほのぼのさが求められる女子高生キャラクター界隈を覆す最高にクールな曲だ。
しかし、そのクールさにちゃんと可愛らしさがある。それがすごい。
「ラブライブ!」シリーズに幸あれ。
ノージョブフドウch.
はい、クソ面白いです。
もうね、つべこべ言わずに見たほうがいい。
といってもまだ2,3本しか見てないけど、ほんとにおもろい。
YouTubeで旅行動画をザッピングすると、映えスポットに行って、スタバを飲み、なんか美味そうなもんを食べて、やけに豪華なホテルに泊まるというクソつまらんVlogみたいなものしかない。一概に旅動画はつまらん。
もちろん、かなり突っ込んだジャーナリズム精神溢れる動画もある。しかしそれは観光ではない。観光というよりルポである。
我々が求めているもの、それは、飾らない観光である。
それをノージョブフドウはわかっている。観光は飾らなくていい。旅のありのままの刺激(もしくはつまらなさ)をありのままに伝えてくれている。
現地にいっても、実際に見たらしょうもない建造物ばっかだし、屋台の飯はクソまずいことがほとんどだ。
それをちゃんと観光として伝えている。素晴らしい動画である。
もちろん、感動体験としての旅を忘れてもいない。
ペルーのコンドミニアムでたまたま乳丸出しの白人美女と出会ったり、韓国の江南にある風俗でほやほやしたり、旅を満喫している姿がいい。
あと、本人の絶妙な薄汚さがとてもいい。
無精髭とハワイのビーチのミスマッチさになぜか、ビーチ行きてえなぁとなる。何故かはわからない。
フドウの動画を待ち望む友人の気持ちがよく分かる。
旅に出たくなる動画ってあんまないけど、この人の動画は何故か旅に出たいと思いたくなる。
おそらく、現地のありのままの感じが見ている側にとってはとても新鮮で旅行欲が刺激されるのだと思う。
今度、みんなで海外行こう。
よくわからないカオスなところに行こう。