源氏物語を読みたい80代母のために 46(2024GW福井旅レポ②)
ぐっすり眠って爽やかな朝!
顔を洗ってお着換えして、このリバージュアケボノホテルの目玉「お幸ざい朝食」へGO!
この朝食目当てで宿泊される方も多いとのこと、納得のクオリティ。和洋とりまぜた小鉢が大量に!種類が多い!そして全部美味しい!
見た目の良さは勿論、衛生面・種々感染予防の観点からみても、この小鉢分けは大正解。もうバイキング形式は全部これでいいと思う。大満足です。ご馳走様でした!
心もお腹もたっぷり満たされて、時間いっぱい部屋でのんびりしチェックアウト。お世話になりました。
さあ永平寺。バスの時間を確認後、駅のコインロッカーに荷物を預ける。昨日行った店「八兆屋 駅の蔵」のすぐ近くにあることは確認済み、小銭を用意しようとしたら娘に
「かーさん今はSUICAが一番簡単だから。私のモバイルでもいいけど、万一スマホがトラブったら困るからかーさんので」
と。ハイ、私は婆なもんでカード派。
娘、いうが早いか母のSUICAでパパパっとタッチ&番号入力、秒で預け完了。鍵も不要なのね。
「レシートは何かあった時のために必要だから一応持っててね」
はーい。便利になったものよのう。
バス出発までまだ時間がある。
ということで福井駅周辺を散策する私たち。
ちなみに駅構内には「くるふ福井駅」という土産物店が並ぶエリア、その先に飲食店が並ぶエリア(八兆屋もここ)があるが、西口出てすぐの「ハピリン」1・2Fにもたくさん店があります。特に土産物は此方の方が規模大きくて種類も多いかも。あと、以前の記事にも書きましたが、兄の和紙作品が3Fに上がるエスカレーターから見えますので、よろしければご覧になってみてくださいまし。
永平寺までは福井駅東口から出てる「特急永平寺ライナー」なるバスを利用、10:50発にて20分ほどで到着。降車してから緩い坂になってる参道を上ります。
娘は一応連れて来たことはあるが二歳だか三歳だかだったので一ミリも記憶なし。私は元福井県人ゆえ何度もあるはずなのだが、来るたびに懐かしさも含め何か新鮮な気持ちになる。年齢によって目につくものが変わるんだろうな、多分。
曹洞宗大本山にして一大観光地でもある永平寺は、昔から入口~出口までのルートが最適化されており、非常に観覧しやすい。見どころはたくさんあるが、中に入ったらまず周りを見回してほしい。どこもかしこも超~絶キレイ、隅から隅までピッカピカに磨いてある。さすが曹洞宗大本山永平寺修行僧による24時間365日の仕事(=修行)は伊達じゃない。どんな鬼姑でも埃を見つけられないぞ!
この絵天井の間はかなり広いんだけど、この時は
「大本山永平寺 デジタル伽藍展」
なるものを開催してた。この壮麗な歴史的建築群を後世に残していくための最新技術をここでお披露目、そういうとこもすごいよねえ。
GWの合間の平日で少し肌寒かったせいか、観光客少な目でいつにもまして回りやすかった。修行僧らしき若者が岡持ち?を手に長い階段を軽やかに上っていく。こんなに空いてる時に来たの初めてかも、いつもはどの廊下も人の列が延々と、という話を娘にしていたら。
ドオン!
すぐ傍で腹まで響く大音響。一定のリズムで鳴らされてる。法堂?の中か?
なんだなんだ???
……この時はわからなかったが、どうやら「中食」というやつだったらしい。つまりお寺の昼食(修行の一環)の時間を告げる音。おお、初遭遇!
出口で先に来ていた息子と合流。さあお昼だ!と、すぐ近くの店に入ろうとしたら長蛇の待ち行列。もう少し探すかな、と思ったらお向かいの土産物店から手招きが。
「奥で食べられますよー」
もしかしてもしかせんでもお初だったかもしれない永平寺蕎麦を堪能したのち、同じお店でごま豆腐と禅みそを購入(ダイレクトマーケティングに全力で乗っかってみた)。
ここでバイクの息子とは別れ、再び母娘二人でてくてく。バスの時間までは結構間があったので、あっちフラフラこっちフラフラゆっくり散策していたら娘、
「ねー私、来た時から気になってたんだけどアレ食べない?」
「アレとは」
「バス停の辺りに看板あったじゃん、だるまプリン」
「?!」
その名も永平寺だるまプリンだ!(「光る君へ」感想記事で女房ズが食べてたやつです)
ネットショップもあるみたいよ奥さん。是非お試しを。
ちなみにバス停すぐ近くにあるお店のアップルパイ?も超有名らしい。帰りにはもう完売してた。むむ、次回はきっと(そればっかり)。このサイトによると販売は9月から4月、らしい。もしかしてGW中のみ販売だったのかな?
バスで福井駅に戻り、ハピラインにて武生駅。そこからタクシー15分ほどで80代母の待つ実家へ。
一方バイクの息子は東尋坊と雄島に立ち寄ったらしく、少し遅れて到着。
まだ続くの?ええ続きますが何か。
<つづく>
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