UNDEAD
今すごく気に入っている曲がある。
YOASOBIの『UNDEAD』
現在長距離通勤なのでなにか聴いて行きたいと思い、無料ストリーミングサービスで音楽を聴いていたところ、たまたまYOASOBIのUNDEADが流れてきた。
すぐに気に入ってしまい普段はほとんど使わないYouTubeでミュージックビデオを確認。
流れている短い時間に視覚情報がいっぱい入ってくる!
なんだかよくわからないけど曲調だけでなく映像にも中毒性がある。
何度でも聴きたく観たくなり、ループ再生をくり返した。
忙しく出てくるキャラクターたちもかわいい。
アニメもちょっと気になってきた。
「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」の主題歌らしいが今まで触れたことがない。
あらすじやストーリーを全く知らないけれど、YOASOBIは物語(小説)を歌にしているというので、おそらくこの曲も原作に基づいて作られているのだろうか?
そんな内容を知らないわたしに響いた歌詞がある。
不幸に甘んじて
満足するなよ
幸せになろうとしないなんて卑怯だ
刺さる。
アニメーションの世界のこと?
分からない。
でも急にぼやけた視界がクリアになった感覚。
うしろから頭をハンマーで殴られたように目が覚めた。
……
夫の病気で生活が大きく変わった。
子育てもひと段落して、長距離の勤務先だったフルタイムの仕事を辞め、近場でゆっくり仕事を探すつもりだった。
そんな予定が
わたしが仕事を辞めて1カ月経たないうち
夫は倒れた。
2人でたくさんお出かけしたり、美味しいものを食べ歩きしたりするつもりだった。
子供たちの住む札幌や旭川へ行って一緒の時間も過ごすつもりだった。
いっぱい。
その後コロナウイルスの猛威により家族全体、会えない日も続き、悪い方での変化もあった。
いや日本中、世界でもそうだったのだと思う。
“部分的に自分も不幸なのでは?”
心のどこかでそう考えていたかもしれない。
生活を変えてやりたいと考え、更年期もつらかったし工場勤務も辞め、飛び出した。
自分の新たな居場所を探しに。
転職もしたけどこの職場で幸せかも分からない。
始めたばかりで泥舟に乗ってしまったかもと戦々恐々としている。
“ただ苦しみに慣れて耐えているだけじゃ死んでいるも同然”
1度目2度目の転職先はまさにこれ。
死んでるも同然だった。
高圧的に押さえつけられ、自分が自分でなくなった。
幸にして、ここらからはすぐ去ることができた。
逃げることができたんだ。
今の職場は正直“目指せハッピーエンド”な場所ではないのかもしれない。
いずれは脱出すると思うけど、今はのらりくらりやってみようと思っている。
心が死ぬようなことがあれば別だけれど笑
金銭的な問題も壁になり得るけど、逃げることも覚えたつもり。
なにかあればフルタイムにこだわらず、
パートだっていい。
アルバイトだっていい。
派遣社員としてでもいい。
短期の仕事でもいい。
なんでもいいのだ。
なにかしら足がかりはあるものだ。
“幸せになろうとしないなんて卑怯だ!”
そうだね、ほんとそれだと思う。
この言葉のチョイスも大好きだ。
自分なりの幸せについて考える。
夫が健康体ではなくなってしまったけれど、
近間ならお出かけだってできるし、病後の方がむしろ一緒にいる時間が増えコミュニケーションや会話が増えた。
どの夫婦もそうかもしれないけれど子どもの進路など、考えの相違でギスギスした時期もあった。
そこから、
大好きだった夫は消え、夫からもわたしへの愛情は薄くなっていたんじゃなかろうか。
病後の今が
ひょっとしたら2人にとって幸せな時間なのかもしれない。
歌詞の中の“卑怯”者にならないよう
幸せをみつけに走ります。
ふたりでね
……
これらのパンチのある歌詞をikuraちゃん(幾田りらさん)が高速・高音で歌い上げている。
もう可愛さ全開!
一度聴いてみてほしい。
『夜に駆ける』『アイドル』もすきだったが、おばさんはすっかり虜になっているよ。
今朝ついに。
どうしても曲を連れて歩きたくて、一曲だけダウンロード版で購入しちゃったよ♪
最後までお読みいただきありがとうございます。
夫に「わたしの今のお気に入りの曲だよ!」
と聴いてもらったところ…
「?」
高速すぎて
「何言ってるか分からない」
のだそう。
ですよねー笑
失礼しました。
無理強いはしないわ。
カワコ
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