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全ては「自分の音楽」のために。

わたしたちのいのちが本来
この地球の電気であり通信であり
音楽そのものであったことをわすれないために。
全ては「自分の音楽」のために。
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自分と関わってきた書籍は
なかなか手放すことのない牡牛座である。

書籍といってもその姿はさまざま。
小さな頃に衝撃を与えた絵本達は
大人になってから探して手元に寄せたり
10歳で出会った小説はまた読みたくなったり


一気にしか読めない性格だから手を出さなかった
連載の小説や漫画も、大人になってようやく
分散して読む術を見つけて楽しんだり
そういった文学やらの本に始まらないのは
通過してきた世界の影響もある。


今だイマエさんの釣り本はボロボロだけど
人生を注ぎ込むことの姿勢は感化されたし
レイコさんのラリーの本はバイクを通して
世界を観ることを教えてくれたし


それをいったら、今だ関わる音楽の本は
おそらく留まることを知らない。


小さな頃のピアノの譜面から始まり
音高音大時代の楽譜や音楽理論やら


歌の本は作曲家ごとを始め
技法のオプション本もあるし
オペラの総譜やら関連の書籍やら
学ぶ毎に探求がはじまって


特に音楽関連の書籍は手に入れておかないと
廃盤になったり手に入らなくなったり


発声のナゾを探求するためにはじまった解剖学や
オペラの元となった小説やら関連書籍
音を通じて知りたい先の、民族音楽。
クラシックと全く異なる世界でうまれた音楽。


舞台や日々の練習の心理状況に置いて
パフォーマンスをどのようにとらえるかの心理
からだの構造をどのように扱うかの身体学


10代のころ、体を固めて歌いやすい私の研究のために
竹内先生のところに連れていかれた思い出も
音楽の発祥はいのちそのものと発光した小泉先生や
みなさんそれぞれの探求を聴き読んで


音楽の風景の受け取り方や放ち方、
それらを探求すると無限にひろがる世界とのつながり。


全ては自分の探求する音楽のために。


自分の探求する声のために
自分の探求するからだのために。


全ては自分の音楽のために。
全ては自分の地球のために。
全ては自分の宇宙のために。


音楽は地球を宇宙を真理を知るための
研究のひとつであり
いのちのゆらぎをしるもの。


だからどんな仕事をしてもどんな遊びをしても
全ては自分の音楽のために。
そして必要なひとや世界のために。


いまはインターネットで調べることは簡単でも
文章を読んで咀嚼することや融合することは
自分のなかでの営みほかならない。


たくさんの知恵を観察して
たくさんの人の声を、からだとこころを通して聴いて
世の中を見ている。


私は毎週、大量の人のいろんな声を聴く機会をいただいてる。
声からはいろんなカラダの情報とココロの情報が詰まっている。


声はいのちの通信そのものだ。


そしてまたそこから私の探求ははじまる。
全ては自分の音楽のために。


その言葉からはじまるわたしの日々の営みは
本を読むことだったり
歌をうたうことだったり
自分の声をからだに通過することだったり


クリスタルボウルを演奏することだったり
芳香・石・音の療法を融合することだったり
ジャイロトニックで身体の螺旋を探求することだったり
瞑想を通じ吹雪のなかの情報を
しずかに積もらせることだったり


インターネットでたどる情報よりも
これまで読み聴き感じ探求した
自分のなかの感性をこのように
また必要なところに表し繋げていくことを
自分個人の喜びとしている。


そう言えることが
私の周りにある本たちに語れること。


電気も通信もなくとも
発光・発酵・発動していくのは
わたしといういのち。


いのち自ら動く先を信じる。
そのために。


わたしは地球の1つであり
宇宙の1つでもあり。
流されず穏やかな発光・発酵・発動を
自分のなかにあるいのちに興させる。


それはみんなそれぞれの「自分の音楽」である。


すべては世界につながっている。
すべては地球のなかにつながっている。


わたしたちのいのちが本来
この地球の電気であり通信であり
音楽そのものであったことを
わすれないために。


だから今日も
全ては自分の音楽のために
本を読み発光した先を探求する。

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