ピラティスやってるつもりでも、実際はできていない。逆効果の人も……
ピラティスの効果として良く言われているのが、
・体幹強化
・インナーマッスル強化
・美しく整ったボディライン創り(姿勢が良くなる)
・腰痛や肩こりなどの改善
・美脚&美背中などの、引き締まった身体つくり
などなど、ピラティスを正しく継続していると、様々な効果が期待できます。
しかし、
・美脚になりたくてピラティスをはじめたけど、脚がなかなか引き締まらない……
・お腹を引き締めたいのに、逆にお腹が出て見えるようになった!
なんて声も聞いたことがあります。
ピラティスの動きには、様々な動きがありますが、
その動きを、どの筋肉がメインとなって、関節をコントロールするのかによって効果が全く変わってきます。
ピラティスはインナーマッスルとアウターマッスルの協調が大切とよく言われていますが、
実際はピラティスの動きを、アウターマッスルメインで行っている方がほとんど!
インナーマッスルが上手く使えていないのが現状です。
例えば、股関節の屈曲 (膝を胸に引き付ける股関節の動き) では、
インナーマッスルの大腰筋や腸骨筋といった筋肉が動きをコントロールするメインの筋肉となって欲しいのですが、
多くの方が、アウターマッスルである大腿直筋や大腿筋膜張筋などのアウターマッスルをメインで動かしているのです。
大切なインナーマッスル 大腰筋&腸骨筋↓
使い過ぎに注意の 大腿直筋↓
使い過ぎに注意の 大腿筋膜張筋↓
ピラティスは上図のような、仰向けで股関節を動かす種目が多くありますが、この時に大腿直筋などのアウターマッスルのみでコントロールしてはいけないのです。
アウターマッスルのみでコントロールすると、前ももがパンパンになって、
反り腰を誘発させて、お腹周りの筋肉が働きにくくなってしまいます。
その結果、立った時には反り腰になり、お腹がぽっこりと出てしまうのです。
また、アウターマッスルは、使い過ぎると、どんどん太くなる性質もあるので、
美脚になりたいという方は、要注意です!
では、どうすれば太りやすいアウターマッスルをメインに使わずに、
インナーマッスルを上手に使えるようになるのでしょうか?
ポイントは
① 過剰に活動しているアウターマッスルの抑制
② 股関節周りのインナーマッスルの活性化
③ 股関節などの動きの修正
ピラティスをしているけど思うように結果が出ない。
美脚になりたいけど太もも&ふくらはぎが張っている。
自己流のピラティスには限界があります。
正確にピラティスをしないと、効果的でないばかりか、逆効果になってしまうので要注意です!
ピラティスは専門の先生に、マンツーマンで指導してもらうことをお勧めします。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
河上一成