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自分の軸が見えてくるまで。/ 書いて、幸せになるために#004
2025年の目標、それはずっと密かに持っていた願いを実現すること。
それは「書く」ことを仕事にする、というもの。
それを実現するための一歩として「京都暮らしの編集室」江角悠子さんの「京都ライター塾」を受講しています。
その講座のレポートをこちらではお届けします。
今回は4回目、偶数回はワーク回です(講座は講義とワークの回が交互にあります)。
前回の講義がキャパオーバー気味で、記事を書きあげるまでにかなり時間を要しました。自分の中で格闘し、ようやく咀嚼して記事にまとめた次第です(この時点ではまだ、別にあった課題も出来ていなかった…)。
▽前回(3回め/講義2回目)の記事はこちら
さて、2回目のワーク回。今回も『人生企画ノート』の課題がありました。課題の項目をシェアすべく、前回とは違う相手とペアになり、ブレイクアウトルームへGO(毎回ペアの相手は変わる)。
▽ちなみに前回(2回目)のワーク回はコチラ。
『人生企画ノート』についても少しふれています。
組み合わせの妙
今回のペアのお相手はかいさん
(かいさんの承諾を得て掲載しています)。
このペアワーク、組み合わせが絶妙でほんとびっくりするんですが、今回もそう感じました。
ワークの中で自分にあった「海」というキーワードを何度も自然に口に出していたのですが、「かい(海)さん」をお相手に「うみ(海)」の話をするという偶然よ…!そして「かい(海)」さん、お名前通り「海」のように大きな包容力を持った方だと話していて感じました。
さらに、かいさん、聞くのが上手。なので、ついペラペラとしやべってしまいます。かいさんにお話聞くことより、私が話している時間の方が長かったような(反省)。
しあわせの原点
さて、今回のワークのテーマは「自分の価値観、判断軸を知る」。
うれしいと思うのはどんな時なのか、子どもの頃の夢や夢中になっていたこと、などをまずは振り返ってみます。
自分はどんなことに喜びを感じるのか?という「しあわせの原点」を探す項目。私はこの項目が結構難しく、なかなか出てきませんでした。結局あまり書けないままで、講座の日をむかえました。
でも、かいさんのシェアを聞いて「なるほどな」と納得したり、「それ、あるなぁ!」と共感したり。かいさんの「うれしいこと」を伺ってみて、ご自身の「好きなこと」をしっかり把握されてるなぁ〜と思ったのと同時に、私も、もっと気軽に考えて書いてみればよかったんだ!と、考えすぎていたことに気づけました。
さらに、かいさんのシェアでは、うれしいことや子どもの頃夢中になったことにスッと一本通った「軸」があるように感じて、素敵だなぁと感じました。特に「チームの人が喜んでくれること」や「場がよくなる」ことによろこびを感じる、と言われていたのが自分にはない視点で、とても印象的でした。
私のシェアのほうでも、飽き性だと思っていたり、継続が苦手で長続きしない、と思っていたのが、かいさんの「できていることもあると思いますよ?」「やりたくないからやらないだけで、興味があることは続けておられますよね」などの言葉をいただいたことで、必要以上に否定的にならなくてもよいのかも!と前向きに考えることができるようになりました。
選んできたこと
引き続いては人生で充実していたときはいつなのか、人生の岐路で自分が選んだことなどについて。判断基準や価値観を洗い出す項目です。
かいさんのシェアを聞いて「ほほー、繋がっている!!何ならそこから広がっている!!」という「流れ」が垣間見えて、かいさんの原点や軸をあらためて感じることができました。結構出来上がっていた(ご自身でまとめられていた)ように私には思えたので、気になったワードについて、少し尋ねる程度でした。
そして、共通点を見つけると「そうそう!」と語りたくなってしまう私。今回(も)喋りすぎたと思っているのですが、聞いている側は話し出すのをぐっとこらえてら掘り下げて聞く、ということが、ほんとうに(私にとって)最課題であり、重要なこと…。これは講師の江角さんも、以前言われていたように思います。
そして、話してもらうことで、かいさん自身も整理されたり、気づきがあったように見受けられました。「こういう場合にうまくいかなかった」とか、「こういう風にしたときはうまくいっていた」など、分析を自分でもされていたので、今回のペアワークで状況や価値観を整理するお手伝いができたのなら、とても嬉しいです。
私のシェアについては、全然繋がっていないと思っていたことが実は繋がっていたり、好きなこと・やってきたことってそんなに変わってないんだな、という発見がありました。
選ばなかったこと
そうそう、この項目の補足で、「本当は違う選択をしたかったのに選べなかったことはありましたか?」という質問があり、ちょっと戸惑ってしまった私。
振り返るときっとあるんでしょうが、「選ばなかったこと」について、自分ではあんまり想像できなかったのです。それが良かったのかどうかなんて、人生の終わりにしか、いや終わりになってもわからないけもしれない。自分の選んだ選択肢が自分の人生にとってすべてで、もし選ばなかった選択肢があったとしても、それは「選ばなかった」ということを自分が「選んだ」だけに過ぎない、と思っていたからです。
でも、そう思うのは、自分がある程度思った通りにできる環境にあったからだ、ということもかいさんとお話しして、気づくことができました。というのも、かいさんは周囲からのプレッシャーに負けてしまったこともあったそうで、その時「もっと自分に選ばせてあげたかったな」、と仰っていたから。それは私にも有る感情でした。でも、そういう後悔が有るからこそ、より良い選択をこれからはしていけるのかもしれないな、とも思いました。
そんなわけで時間配分的には最後が少し駆け足でしたが(私が話しすぎたせいか…)、シェアの1時間を終えることができました。
最後に江角さんがそれぞれのペアに感想を聞かれて、振り返りを少し。
皆さんのコメントを聞いていて、共感したり、自分の考えが書き換わったりするような感覚もすこしありました。
振り返りとまとめ
毎回ワーク回はあっという間です。講座後すぐにレポート記事を書こうと思うのですが、だんだん書くのが難しくなってきています。それは「第三者」的に書くことにとっても苦戦しているから。
今まで読んだ本や観た映画、日々思ったことなどについてnoteで書いてきましたが、どれも主観バリバリ全っっ開の文章。自分のキロクや日記としてはそれでよいのかもしれません、面白ければ。
でもライターとしては、伝わるように書くことが必須。そこに求められているのは「自分らしい文章」とかじゃない。「読んだ人に伝わるかどうか」。まずはそこからで、伝わるように書けて、書けるようになってはじめて「自分らしさ」についても考える余地が出てくるんだな、って前回の講座で突きつけられました。他の受講者の皆さんの文章は要点も整理されていて、読みやすい、簡潔、伝わりやすい。だけど自分はどうだっただろう、「おもしろさ」とか「自分らしさ」とかばっかり考えていなかったかな?と…。
泣き言を言いだすと永遠に続きそうなので割愛しますが、とにもかくにも、まだまだこの「ライター講座」は始まったばかり。序の口の段階です。へこたれてる暇があったら書くのみですよ…と、自分で言い聞かせて、この記事も書いています。