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年末年始、何読んだ?

新年明けてから初の読書キロク。2025年がスタートしてからもう月半ば、早いもんですね…。年末年始を変なテンションで過ごしたからか、全く読書ははかどらず。読みたい本はたくさんあるのに、全っ然、読めん!!っていう状態が続いていました。時間があれば、ぼーっとしながらマンガアプリさわって、そのまま寝落ちして、てな感じ。要は時間を溶かしまくっていた、ここ最近なのです。

そんな中、年末年始にかろうじて読んだ本のキロクを今回は残しておこうと思います!さて、この年の瀬から年明け、いったい私は何を読んでいたのでしょうか?

異常(アノマリー)

イヤ、コレ…、うん、あの、何だな…。とにかく異常事態ですよ。うん。

この赤い表紙にひきつけられて興味本位で手に取ってみたはいいが。
登場人物が!!多すぎて!!名前が!覚えられないっっ…!
最初のアイツと、作家のあの人と!そしてあの娘と!!くらいしかわっかんねえんだよ…っ!!
などと思いながら、寝る前にちびっとづつ読んでいた、のですが。
一部が終わるあたりから、「え…?どういう…コト…?(ハチワレ風・byちいかわ)」
ってなってきて一生懸命追いました。ストーリーを、ええ!!追いました!!(2回いうたな)

結果、「異常事態…って…コト…?」
(なんてうっすい理解)
ほんで「え…そこで…終わ…る…の??」
(絶望)

あのぅ…正直私は理解が追いつかず、ぺらっとした解釈しかできませんでした…!しかもコレ、ネタバレ厳禁、先にあらすじすら読んじゃダメなやつー!!なんも話せねぇ…!!
まじ異常事態です!!どーすべ!!どーすんべ!?としか言いようがない!!好きな人はめっちゃスキかも。飛行機よく乗る人はトラウマもんかも(他人事w)。
イマイチ入り込めなかったのは、年末にガッと読むつもりがなかなか読み切れなかったからなのか。しっかり時間をとって、がつっとイッキ読みしたほうがオモシロイ作品だと思います!


もの想う時、ものを書く‐Amy's essay collection since 2000

敬愛するエイミーこと山田詠美さんのエッセイ。その前(第11週)に読んでいた伊藤亜和さんのエッセイ『アワヨンべは大丈夫』を読んでエイミー熱がまたふつふつと沸いてきて、その後本屋さんまで買いに行ったやつ。

山田詠美さんの作品をはじめて読んだのは高校生の時。本を読む愉しさを知ったのは、彼女の作品を読んだから。当時の私にとって、彼女は「格好良い大人」の代表だった。ずっと好きだったけど、持っていた著書を手放さざるを得ない時があり、すべて処分した。そしと2年前『私のことだま漂流記』が出た時、懐かしさからまた手に取った。読んだ後、やっぱりエイミー大好き!!って嬉しいような泣きたいような気持ちになった。その後、昔読んでた作品を再読したり、離れていた時期の作品を手に取ったりしてみている。

美しい無駄が文化を創ると信じている。美しくて、役に立たないと思われるものに、あえて、手間をかけること。そういった行為こそが文化だと思うし、贅沢だと感じる。そのはしっこに文学というものが存在しても良いのではないか。世界を動かす読み物とは、また別の位置で。

『贅沢な無駄を求めて-あとがきにかえて』より

彼女の文章は、間違いなく私の一部をかたちづくっている。


ことぱの観察

娘っこと一緒に本屋に行ったときにサイン本をみつけて買ってしまった向坂くじらさん。

芥川賞候補作『いなくなくならなくならないで』を読んで以来、気になってた。このタイトルからも推測できるように、くじらさん、めっちゃ面倒くさい人だと思うw。私も自分でかなり面倒くさい人間であることは自覚してるけれど、それ以上、いやかなりレベチでの面倒くささではないだろうか。でもだからこそ愛おしく、可笑しく読める。ひとことで言うとめっちゃスキなんですぅ。

最初の2章読んだらいきなりお腹いっぱいになったから、ちょっとずつこの面倒くさくて愛おしいエッセイを楽しもうと思っている。私にとって、くじらさんはきっと、可愛らしくいじらしい、愛すべき人(生意気言ってゴメンナサイ)。


GOAT(文芸誌)

創刊をすごーく楽しみにしていて、発売日当日いそいそ本屋に行ったのに買えなくて、何で予約しておかなかったんだろうと後悔した文芸誌『GOAT』。

年明け5日ごろ、用事があって娘っことのお出かけで通りがけに本屋があったのでチェックだけしてみたら、「あったー!!!!!」ということで即購入。
娘の「えー…(私は本買ってもらってないのに…)」っていう非難の目に耐えながら(だってまたすぐなくなる可能性あるし)、しっかりレジに直行しました。っていうか!!その用事、娘っ子のお買い物の付き添いだったんですけどっ!!いいよな子供はお正月裕福でよぅ…w。逆にコッチはやりくりたいへんな時期なんだぜ…??

ちなみに、ワタクシの文芸誌の読み方は家じゅう持ち歩いて、息抜きにパラっとめくるようなスタイル。しかし最近ほぼ持ち歩いているだけなので、まだちょっとしか読めてまてん。
読みたいのたっくさんあるんだけど、文芸誌はどーしてもちびちびとしか読めない、何でだろ。


そんなわけで、年末年始はこんな感じのラインナップでした。4冊中2冊はほんのちょっぴりしか読んでいませんし、前回の読書キロク投稿から1か月ほど経ってるので、かなりのペースダウン。しかしながら積読山は順調に高くなっている(何故だ)!!危険を感じて今は本屋に行くのを控えている(行くと買っちゃうから)!!年始1冊めに読もうと思った本もずっと置きっぱなし(ぴえん)!!
こんな惨状ですが、今年も読書たのしむぞー!!えいえいおー!!
そして今年もこの読書キロク、細々投稿していきますのでよろしくお願いしまーす!



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